8月16日は「熊野大花火大会」の設営準備の日です。
例年なら朝から浜には色んな人が居ます。
主役は「花火師」さんですが、会場の最終設営人が居ます。
露天商さんの中でも早い人は先乗りで16日にやってきます。
ボランティアの「イヴーサ」の人たちも熊野入りして準備に入ります。
土木業者さんなどは桟敷の床板張りの仕上げに来ます。
これらの作業の前には、「危険ライン」「露天商エリア」「通路」「簡易トイレ」「有料浜席」「一般観客席」などの区割りをする「浜割」と言う作業があります。
木本から松原にかけて杭を打ちロープを張り注意書きなど掲示する大変な作業です。
その前には「整地」と「清掃」があります。
清掃と整地はほぼ完了していたのですが、「台風10号」の襲来で高波が出たので、おそらくやり直しでしょうね。
ユンボは残されていますがどれだけゴミが流れ着いているか?どんな浜の形になっているか?? 海が静まってみないと分かりません。
今年に花火はこうしたことでものすごく経費が増えているでしょう。
一応繰越金はあると思いますが一気に苦しくなるかも知れません。
これが16日06時40分の浜と波の状態です。
波の到達点はごみが並んでいる所ですから半分までは来ていません。
七里御浜の他の地点では堤防まで届いていますから潜堤の効果がはっきり見られます。
でも、ここの海岸の状況で100m10億円ほど掛かりますから全海岸実施は遠いですね。
波がこの程度だったので浜の変形はほとんど無いので、ごみの片付けでかなりの部分住むでしょう。
鬼ヶ城の波は、まだ近づける状況では無いです。
お昼頃になればおさまってくるかと思います。
こんな様子ですから、「17日当日が晴れるだろう」では花火大会は決行できないのです。
延期決定が早かったことは正解です。