熊野大花火大会が26日に延期されましたが、この花火大会には荒天のときの予備日が設定されています。
本来の開催日8月17日我だめな時は8月18日が予備日です。
これは通常の大雨などのためのもので何処の花火大会でも順延用の日は用意されていますね。
熊野市の場合は順延日に出来ないとうんと延びます。
今年は8月26日と27日が予備日です。
花火大会は花菱さんが居ないと出来ませんし、熊野レベルでは一社では出来ません。
何日もズルズルと抑えておくことも出来ないようでこういうふうな予備日設定です。
割合と延びないでやってこれたのですが一番延びたのは1961年で9月の頭の開催で観客が全くいませんでした。
取りやめて花火のたまを保管して次の年にまとめて揚げることも出来ないようです。
8月17日が固定されて長いですが、元々が木本の極楽寺さんの初盆・燈籠焼きとして江戸時代に始まったものとされているので、お寺さんを離れても「灯籠焼き」からは離れられないのです。
何度か「少し早めよう」という動きもありました。
「観光花火」としては早いほうが集客し良いということもあったのですが、日にちを動かすには花火師さんの確保から地元の了解まで色々あって実現しませんでした。
今年のように大幅延期になっても堤防の桟敷作りなどはそのまま続行されています。
建設業者が請け負って組み立てるものがほとんどですから、スケジュール通りにやらないと具合が悪いのでしょう。
この桟敷の場所は県から各自が借りていることになっています。
県条例の関係で貸出期間は一ヶ月になっているようです。
そして、こんな風な遊びや営業まがいのことは想定されていまいので賃料は格安です。
浜や堤防を使うのは漁業者とか土木業者の工事用の仮設とかに話ですからね。
堤防の外に柱が立っていてスピーカーが付けられています。
近年は潜堤が作られて高波が堤防に達することがほとんど無いので今度のように九州の方に向かえばこのままで大丈夫かと思いますが、一番痩せていた頃だと台風が遙か彼方の時でも浜の真ん中を越えましたからね。
観客席も随分狭かったですし・・・