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LUZの熊野古道案内

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2019年 07月 21日

放火殺人

 京都の事件は全く論外のものです。
 「あれはテロだ」とすぐに書きましたが、やっぱりそう受け取る人も増えているようですが、「日本ではテロはない」というスタンスも多いですね。
 政府に楯突くクーデターとかではなく、特定のものに殺人を伴う暴力で攻撃を加えれば「テロ」でしょう。

 この事件の中継で???と思ったのは「伏見区」とは言え京都ですよね。
 あれだけの時間が経っても「はしご車」が一台も投入されませんでしたね。
 簡易的ははしご・脚立で消防士さんがよじ登っているのを見ているのが不思議な光景でした。 
 あの火の勢いだとはしご車が投入されてもどこまで対応できたか分かりませんが、少しは救えたのではないかと思っちゃいます。
 京都だって町家だけではないのにねえ…
 今の消防は普通のポンプ車だけでは対応できなくなっていますからねえ… 
 消火液を積んだ「化学車」なんてのも熊野でさえ用意し無くてはならない時代です。
 トンネルで車が燃えることも想定しますからね。
 消防士さんの服装装備も石綿で作った「炎火服」に時代が終わり、耐火服にヘルメット、ガスマスク、空気ボンベ…大変そうです。

 今の建物って外付け避難階段のない物が多いですね。
 防犯上の問題もあるのでしょう。
 最近は個人の英でまともに窓のないのを見かけます。
 そして、窓に格子のハマった家も多いです。
 雪国などで格子窓が多くて家事のときに逃げられないなんて言われた時代もありました。
 そして「新建材」の表面材に塩化ビニールが使われていたりボンドが有害ガス出したりして、建材の規制が強化されましたが、それ以前からの家は建材の変更はされていません。
 最近の火災で結構死者が多いですがその面からの報道はないですね。

 今回のようなテロ行為に対しては普通の建物は無力でしょう。
 「ナパーム弾」を室内に放り込んだようなものですからね。
 炎と熱と酸欠・一酸化炭素…
 まさか、弁護士が「責任能力なし、無罪」なんて主張しないでしょうね?
 裁判所も裁判員裁判の有罪判決をどんどん覆しますね。
 厳罰化しても犯罪は減らないという説もありますけどね。

 戦闘員とか過激思想、偏向思想を教え込むのって割と簡単みたいです。
 「赤軍派」なんてのもさほどの指導者が居なくても走っちゃいました。
 「怒り」『妬み」「恨み」は煽り良いのでしょう。
 他人からだけでなく自分自身でも煽っちゃうみたいですね。
 日本人は仏教伝来依頼「許す文化」を身に着けてきたのですけどね。
 それが根底から変わりつつあるのでしょうか?

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by je2luz | 2019-07-21 04:25 | 雑感


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