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LUZの熊野古道案内

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2019年 07月 17日

獣? 動物?

 近年は日本中に「獣」がのさばっています。
 「もののけ姫」では人間が山を破壊し、獣や山の神が怒りを表すように描かれていますが、今では、それを通り越して、人間の手が山に届かなくなってきて、獣たちが領域を増やしだしたようです。
 昔と違うのは「日本狼」と言う、獣の頂点が居なくなり、ガランスを取る作用がなくなっています。

 熊野市ではこうした獣が農作物を荒らすということで、猟師さんに駆除に対する「捕獲奨励金」を出しています。
 ふらりと一人でいって穫れる鳥撃ちではなく大型獣となればチームを組み犬を投入しての猟です。
 とてもではないが日傭賃にはなりません。
 「ジビエ料理」なんて言いますが、肉に対する規制があり、山の中で猟銃で撃ったイノシシや鹿を里までおろし、食肉加工場に運んで処理するなんて無理なんです。
 ククリで捕ったものくらいしか売れないのが現実でしょう。
 それに、「猟師の高齢化」で山に入れる人が減る一方です。
 何しろ殺生をする仕事ですから、補助金出して養成して増やせるものでもないでしょう。

(1) 猪 1頭につき 8,000円(ただし、幼獣の場合は2,000円)とする。

(2) 猿 1匹につき 20,000円(ただし、幼獣の場合は2,000円)とする。

(3) 鹿 1頭につき 8,000円(ただし、幼獣の場合は2,000円)とする。

(4) アライグマ 1頭につき 2,500円とする。

(5) アナグマ 1頭につき 2,500円とする。

(6) ハクビシン 1頭につき 2,500円とする。

 この奨励金と地元の人の声で猟師さんも頑張って、鹿や猪は結構な数を駆除しています。

 この数字を見たら都会の人は「熊野の人は残酷だ」と言うでしょうね。

 捕獲目標

 イノシシ 350

 シカ   960

サル   150

 シカの960東なんてとんでもない数字だと思うでしょうが、700や800駆除しても減らないどころか増え続けます。

じじつ、夜中に山間部を走りとやたらと「鹿一家」に出会います。

ほとんど車が遠ても逃げません。

イノシシに出会うのは殆どないのですが、他所では街中までイノシシや熊が出るようです。


アメリカでは「狼」を復活させようと頑張っているようです。

生態系のバランスを取るには頂点になる「狼」が必要なのでしょう。

日本でも「狼」は大事にされてきていたようです。

「イノシシの落とし穴に落ちた狼を村人みんなで救い出して山に返した」なんて記録が「飛鳥大又村」にあるようです。

 残念ながら明治期に伝染病で絶滅したと言われますね。

 シベリアオオカミに比べ小さなものですが、狼が居たらここまでのさばらないでしょう。

一時期、猿を追い払うのに「モンキードッグ」なんてのが話題になりましたが、狼に近い紀州犬が昔のように放し飼いされていたら、鹿などは里に出てこないでしょうけどねえ︙

今では田舎でも猿に殺されるような愛玩犬ばかり多いです。

限界集落が増え、もうすぐ集落も消滅するし︙

人が消え、農作物がなくなればどんどん山を降りてくるでしょう。

近代に入って減少したと言われる日本の獣が急速に増えていうるようです。

街に出て、人を追いかけ人を襲おうかという異常な増え方をしても「可愛い動物」というのでしょうかねえ?

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鹿だって、奈良公園や厳島神社の鹿のように大人しくはないですからね。

夜中に出会ってもライトをスモールにして「お退きいただく」しかありません。

鹿の方が慌てませんから・・・




by je2luz | 2019-07-17 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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