LUZの熊野古道案内

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2006年 03月 02日

熊野の旅 熊野の地名 大又・小又

 熊野市の山間部、国道42号線沿いに、この『大又』と『小又』があります。
 ここは今の熊野市飛鳥町、旧南牟婁飛鳥村です。この飛鳥の山中から熊野川の支流の一つ『大又川』が始まります。
 『大又川』飛鳥町内ではは国道42号線沿いに流れていますが、大又地内の入り口で二つに分かれています。というか二つの川が合流します。その二つのうちの小さいほうの川沿いの集落を『小又』と呼び、大きい方に沿った集落を『大又』と呼びます。
 大泊・小泊と同じ発想で誰が見ても区別の出来る名前付けをしています。
 飛鳥町は山間部とはいえ山一枚で海に接しています。
 道路で言うと小阪峠を越すと熊野市大泊町に、評議峠を越すと木本町に、八丁峠を越えると熊野市新鹿町に。小又から鳥越峠を越えると尾鷲市賀田町に、矢ノ川峠を越えると尾鷲市中心部に出ます。昔の山道ですともっと色んなところに出られるようになっていました。山越えで2里とか3里程度です。昔の人にとっては遠い距離ではありません。海の方からはこの峠を越えて魚売りが来ていました。峠ごとに接する猟師町が違うので違う魚売りが入ってきます。昔の飛鳥では集落ごとに違う場所からの魚を食べていたのです。
 同じ飛鳥で小阪地区は木本・大泊・新鹿の魚売り。小又大又地区は新鹿。賀田の魚売りという風でした。車の無い時代でも飛鳥町は山間部にありながら結構魚には恵まれていたようです。
 この辺りでは、『魚は山で買え』なんて言葉がありました。魚売りが以下に熱心に山間部に魚を売りに要ったかの証明かと思います。


by je2luz | 2006-03-02 12:17 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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