「さんま・さいれ」について書きましたが、少し前に同じように大衆魚の代表で、日本中、いや。世界中で捕れていた「いわし」がおかしくなってきたと書かれていました。
伊勢湾の「コウナゴ漁」はもう何年も休漁状態です。
鰯と言えば日本では地引で大量に捕っていたし、動物の記録フィルムではアフリカ沖などでの大群、鯨やイルカの狩りなどが出てきますが、海の色が変わるほどに発生し、中型魚、大型魚、ほ乳類などの食生活を支えているものです。
その下にはプランクトンが居たり沖アミが居たりしますが食物連鎖の底辺を支える資源です。
これがおかしくなれば、直に鰯を捕る漁業では無く鯖・ハマチ・ブリ・マグロなどの資源にまともに影響するでしょう。
つまり、海が死にかねないと言うことです。
ものすごく恐ろしい話です。
「死の海」になっても、やっぱり青くて綺麗には見えるんでしょうね。
入道雲が沸き、白波が立ち・・・
でも、カモメなども居なくなります。
そして、人類も大食糧難に直面します。
あと、50年なのか100年なのか・・・
海水温が上がり続ければ必ず起きるんだそうです。
山の氷河はどんどん消えているし、北極圏と南極大陸の氷はどんどん減るし・・・
保冷装置の底が付けば一気に海は暖まるでしょう。
海水面が上がって、南太平洋の島は消えるし、世界のデルタ地帯には住めなくなるし、台風やハリケーンは巨大化するし・・・
「鰯が居なくなる」はこうした怖いことと同時進行するでしょう。
ぎりぎりになったら世界中の国が発表するでしょう。
新聞のトップ記事になってからではねえ・・・