スーパーコンピューター「京」の後継機種の製造が決まったようですね。
速度が「京」の100倍ですか?
アメリカにも勝のが目標だとか。
そして、その名が「富岳」だそうです。
私がその名前を聞いた時すぐに浮かんだのが「富嶽」です。
これも、アメリカに勝つために開発していたものです。
これが「富嶽」です。
旅客機ではありません。
太平洋戦争中、「中島飛行機製作所」が立案した6発の爆撃機です。
後に日本を空襲した「B29」より遙かに大きく、アメリカ本土を攻撃してヨーロッパまで飛べることを目指した「世界一の飛行機」でした。
爆撃と降下部隊を上陸させることが可能なものです。
完成を見ないまま終戦を迎えたので幻の爆撃機です。
富嶽 B29
発動機 6基 4基
全長 46m 30m
全幅 63m 43m
航続距離 19.400Km 9000Km
積載量 20ton 9ton
「富嶽」は富士山の別名でもありますが、人によってはこの飛行機を思い浮かべるでしょう。
色んな名前があるのにここに来て「富岳」ですか・・・
開発チームとかの頭に「富嶽」が浮かんでなければ良いのですがねえ。
「戦争して千島を取り返そう」なんて発想する国会議員が居る世相なので心配します。
蓮舫さんのように「二番じゃ駄目なんですか?!」とは言いませんけどね。
「中島飛行機製作所」の跡地には「国際基督教大学」が建っていますし、技術は「富士重工・すばる」に引き継がれて居ます。