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LUZの熊野古道案内

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2019年 05月 18日

やっぱりねえ・・・ イベントと祭り

 何回か書いたことがありますが、全国的に「お祭り」が危機に陥っているようです。
 テレビのニュースなどでそこそこ有名とか文化財とかのお祭りが流される時、私はついついその背景を見てしまう癖があります。
 スチール写真でも撮り方で同じ集会・祭りが大盛会・盛会・閑散いかようにも伝えられます。
 これは先年の「熊野世界No.1フェスティバル」の写真でお見せしたことあると思います。
 テレビニュースなどは出来るだけ盛り上がっているように写すものですが、近年ではどうしよう見ないらしく観客がパラパラしか居ない絵が増えています。
 少し前には「京都・葵祭のスタッフが揃いにくい」なんてのまでほじられていましたね。
 もう随分前から葵祭・時代祭・祇園祭なども学生アルバイトで成り立ってきているのですけどね。
 こうした傾向がどんどん進んで、各地の「無形文化財」などが存続危機になり「指定返上」まで起きてきているようです。

 この辺では少子化・高齢化・過疎が進んでいますから当然祭りを支えるのが難しくなっています。
 お祭りでは「浦安の舞」なんてのを奉納する神社も多いですが舞姫が確保できなくなってきています。
 小学5年とか6年の女の子を舞姫にしてきていますが。一学年では4人とかの舞姫が居ないので氏子なんかにはこだわっていられない所が増えています。
 神楽・獅子舞を奉納するにも囃子手・舞手が居ないので何年経っても引退できなくなった所が多いみたいです。
 若い衆の役割だったのですけどね。
 御輿も担ぎ手が居なくなりやめた所も増えてきていますね。
 木本神社でも昔は親地町の若い衆で担げたのが木本中になり町外でも構わなくなっています。
 新出町稲荷くらい小さくなると夏祭りや初詣での世話が出来なくなってきています。
 政教分離ですから役所は「イベント」には予算も付けるし人も出しますが神社や地域の祭りは「無形文化財」に指定するくらいしか助成はしません。

 今生まれる子供が熊野市全部で年に90人ほどです。
 男の子女の子半々として45人ずつ・・・
 小学校が9校ですから平均男女同級生は5人ずつ・・・
 熊野市は旧熊野市が8か町村半、旧紀和町が3村の合併した所ですから、村が12あったわけです。
 そうなると鎮守様だけでもいくつあるのでしょうね・
 明治期に神社の統合があったようですがこの村の数は明治以降の数ですからね。
 各集落が限界集落になり集落統合しても先が暗いですが、その統合にも神社の統合・山の神・庚申様などの地の神様の統合、果ては墓地の統合まで絡んできます。
 こんな中で「村祭り」はどんどん消えるのでしょうね。
 盆踊りも音頭取りが居なくなったし、録音された音源も聞く人も無し踊り手も無し・・・

 こうして人口の都市集中どころでは無く都市でも大変になり。行事が継承されないのは今に始まったことでは無いのでしょうね。
 今様とか流行り物も定着しませんね。
 私が子供の頃には「炭坑節」なんてのが踊られていたし。その後では「万博音頭」「オバQ音頭」なんてのも全国で踊られましたけどね。 
 映像と音声で記録し、それが消えないようにするのが今のところ精一杯かも知れませんね。
 ほんの千年前のものが遺跡として土の中から出てくるのが時の流れですからね。



by je2luz | 2019-05-18 04:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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