鳴り物入りで登場し、片山総務大臣が満面の笑みで披露したのが「住民基本台帳カード」でした。
2003年から公布始めたのだそうです。
「個人情報が筒抜けになりそうだ」と各方面からの危惧が表明されたので、これに載せたりリンクさせたり出来るデータが全く広げられず、利用価値の無い代物でした。
ほとんど忘れられた代物ですが・・・
昨日、市役所のパンフレット置き場を見たら「住基ネットカード」のパンフレットがありました。
???と言うことで持って帰りました。
その中身は想定問答で住基ネットカードの有用性を載せています。
その設問の一つです。
平成15年8月25日に便利になるそうです。
???
今は令和元年(平成31年)ですよね。
???
所で、住基ネットカードってどうなっているのでしょうね。
2013年度末までの普及率が3%、2016年4月から「マイナンバーカード」が発行されるので、2015年12月で発行停止になって居ます。
カードを持っている人は「マイナンバー」に切り替えないでおくと。10年間有効なんだとか・・・
と言う、2000億円掛けた無駄遣い施策です。
このパンフレットって何???
パンフレットによっては発行した年度など記載されていますがこれにはありません。
平成15年って2003年です。
15年ほど前のパンフレットでしょうね。
どうして市役所ホールの市民向けパンフレットスタンドに立ててにあるのでしょう?
役所って、結構重要な書類でも二年から五年で焼却処分するのにねえ。
まあ、古いカードもまだ有効だと言うことはわかりますけどね。