前回の東京オリンピック直前の東京の写真が出てきました。
東京中が「鉄板道路」と言われる突貫工事の最中です。
西銀座日劇前の道路にも都電の線路があります。
東京駅では「缶カラ部隊」と言われた「担ぎ屋さん」が歩いています。
西銀座に土方が…
そして、西銀座には「数寄屋橋ここにありき」の碑が…
そんなに変わっていないのに見えているものが随分変わりましたね。
この写真が懐かしいという人は「後期高齢者」でしょう。
日劇はこの写真では「丸の内東宝劇場」になっていますし、大きい看板は「Music Hall」になって居ますね。
この頃はロカビリーの平井昌晃・山下敬二郎・ミッキーカーチスなどの時代ですね。
「数寄屋橋ここにありき」の碑の後ろには首都高高架下の西銀座ショッピングセンターがあり、写真にも窓ガラスに「富士フォトサロン」と張り出されています。
写真の展示場では最高とされ、私たちの写真部もここに展示する機会がありました。
私が銀座の写真を撮ったのは昭和37年38年のオリンピック前です。
真夜中の銀座の撮影に行き、朝まで…
カメラと三脚が無ければ不審者ですね。