下のが熊野市内の大手スーパーの配達広告です。
内容・区域などの少し差があります。
オークワさんは配送無料ですが、三〇〇〇円以上の買い物が必要だし、飛鳥・五郷・神川などの山間部がカットされています。
イオンさんは配送料が掛かりますが配達地区が市内全域+下北山村とかになって居ます。
買い物弱者が増えているのでこうした配達はかなり助かると思います。
でも、この二つのお店にどうやって買い物に来るかも問題です。
家がばらばらの周辺部ではまだ乗り合いタクシーは使えない所が多いです。
制度が変わって白タク並みの乗り合いが可能になるとか言いますが、このまま過疎が進むとそれを走らせることが可能なのかどうか…
以前に提案した「タブレットなどによる発注で拠点への配送」と言う手段もそれ自体を運用できる人が高齢化で居なくなりつつあります。
移動販売車も昔は商売になったのですが、空き家だらけで一カ所で出てきてくれるお客さんが一人・二人しか見込めないし、高齢化で客単価も下がるし…
共同生活化・集落再編も全く進まない状態では商売にならないでしょう。
でも、食う物を確保しないと生きられないのです。
生活できなければ「呼び寄せ介護」で子供の居る都会へ…
こう言う方向へ目を向ける施策って無いんですね。
受けの良くないことはねえ…
「公園墓地」なんて考えも通用しませんでしたしね。
これでは墓まで消えますね。