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LUZの熊野古道案内

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2019年 02月 20日

さくら

 今はあちこちから「川津桜」とか「緋寒桜」の便りが届いていますね。
 この辺ではその手の桜は少ないようです。
 圧倒的に多いのは、植樹物では「染井吉野」で、自然物は「山桜」ですね。
 切り倒しましたが一時期我が家の庭にも「山桜」が生えていました。
 植えたのではなく鳥が持って来たやつでした。
 色が少し薄く葉のでるのが少し早めの山桜でした。

 去年かな?
 山桜の新種を「熊野桜」と名付けたというニュースがでましたね。
 普通の山桜より少し開花が早く、色が濃い・・・
 桜に季節になりかけた頃、168号線、熊野川沿いに走った時に山に咲いていたのは確かに他の山桜とは違っていました。
 あれが「熊野桜」なんでしょうね。

 桜は「バラ科」ですから挿し木がしよいのでしょうね。
 今年になると一杯植樹の話が伝わってきます。
 数年経つと少しずつ咲き出すでしょうね。
 もともと、この辺の山では山桜が一杯自生しているし、「熊野桜」も熊野川沿い周辺の山で分科繁殖した物ですから育てよいでしょう。
さくら_d0045383_17145536.jpg
 桜を増やしすぎて「天狗巣病」なんてのがあちこちで問題になっています。
 この辺でもそこそこ見かけます。
 枝が異常に密集して居るので見れば分かるのですが、病気だと知らない人にはその部分は葉が多くて元気そうに思えるかも知れません。
 対処法は早めに切り取って焼却することらしいですね。
 原因はカビの一種らしく、「染井吉野」が罹りよいのだそうです。
 染井吉野が全国に広がって病気も広がったようですね。
 写真の枝が固まった所が「テング巣病」に罹った部分です。
 葉がでても元気そうなのですが、段々枝が枯れて行きます。
 桜は枝が枯れると幹が空洞化して寿命を縮めるそうです。
 見かけたら管理者に連絡してあげてください。



by je2luz | 2019-02-20 04:25 | 熊野


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