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LUZの熊野古道案内

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2019年 02月 05日

闇夜なんですけど

 今は旧正月です。
 旧暦の1日は朔日で闇夜です。これから一週間ほどの間にさいれが捕れないと月夜になってきます。
 遊木のサンマ漁は「棒受け網・ぼけ」です。
 夜の海で集魚灯を使い魚を集めてすくい上げます。
 だから、闇夜で無いと魚を寄せにくいらしいです。
 シーズン中は沖に漁り火が並びます。
 イカも集魚灯を使いますが、この辺では冬の主力は「さんま」です。
 ブリは定置網ですから漁り火は並びません。
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 21時20分・・・右の方の明かりは阿田和から新宮へ掛けての陸の明かりです。
 目の届く範囲には漁り火らしき物はありません。
 漁場が遠いにしても・・・
 豊漁の年には沖一杯に並ぶのですけどねえ・・・
d0045383_21282475.jpg
 これはよそのサンマを熊野で干したものらしいです。
 アブラが適当に落ちていれば味は熊野の味になります。
 「宮城産」「長崎産」なんて並びます。
 長崎のサンマって何処を通って行くのでしょう?

 最近は捕れたてをすぐに干すと言うことが少なくなりました。
 冷凍技術が進んでいるので捕れたてとの区別がつきにくいのです。
 「寿司」でも解凍物で作って居ますからね。
 
 不漁も「遊木のさいれ」だけでは無く、全国的みたいですから丸干しもやたらと高いです。
 「イカ」「ブリ」「コウナゴ」・・・水産資源全般がおかしくなっているのは以前の乱獲だけでは無く海の異変が関係しているような感じです。
 乱獲は規制できても異変は・・・
 海は陸地より広いし、人類に食料調達場所としてはありがたいはずなのですが・・・
 「イルカ」「くじら」は競争相手になってくるかも知れませんね。
 対馬辺りでは死活問題だと言われたこともあります。
 この辺でも「定置網に入られたら大変だ」と、聞いたこともあります。
 
 「牛は食べられるために生まれてくるけど、鯨はかわいそう」
 「牛は賢くないけどイルカは賢いからかわいそう」
 国が違うと発想が変わりますね。
 バッファローやバイソンを食い尽くした人たちが・・・
 ペリーが日本に来たのはアメリカの捕鯨船の補給基地が欲しかったという話ですよね。
 ジョン万次郎を助けてくれたのもアメリカの捕鯨船だったのでは?
 日本はアブラも肉もほかす所無しで利用したけど、アメリカなどはアブラを取ったら他は海に捨てたのだとか・・・
 でも、やっぱり日本は悪者に見えるようです。
 誰とは言いませんが、偏見の強い人は日本人なんて猿に見えているのかと思います。



by je2luz | 2019-02-05 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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