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LUZの熊野古道案内

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2018年 12月 17日

年の瀬 正月

 テレビでしか見たこと無いですが、明日は『羽子板市」だそうです。
 そもそも、今では「はねつき」は無いですね。
 バドミントンはちょっとしたブームみたいですけど・・・
 私などは「はねつき」はしませんでしたが、あの「羽根」についている黒い玉で遊びました。
 あれは「ムクロジ」の実です。
 落語の「茶の湯」に出てきますが、実の回りの皮はものすごく苦いんです。
 熟して落ちてきた実も皮にくるまれていて剥がすのですが、触った手は洗っても風呂に入った後でも苦いんです。
 銀杏も皮にくるまれていて始末悪いのですが良く似たものです。
 「ムクノキ」とは別物です。
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 この皮を水に入れると一杯泡が立ちます。
 落語ではこれで泡立てて茶の湯に見立てたようですが、泡が立つので「界面活性剤」として働くので洗濯に使ったのだそうです。
 そして、この黒い実は「羽根」より先に「数珠」に使ったようです。
 お釈迦様が数珠にしなさいとおっしゃったそうです。
 私たちは数珠では無く「ビー玉」の代わりにしました。
 戦後、物の無い時代なのでビー玉がまだ贅沢でしたし、飛鳥では佐渡の寺に「ムクロジの木」があったので手に入ったのです。
 毎年どっさり成るのでどんどんこどもが入れ替わっても何とかまかなえていました。
 でも、あるのが「佐渡」・・・「日進小学校管内」なので私たちのように「小阪小学校」の子供は自由に拾いには行けませんでした。
 今は日進も小阪も大又も同じ学校ですけどね。

 遊び方はビー玉と同じですが、真円では無いですから転がり方は不規則で難しかったです。
 それに大きさも様々でしたね。
 親に袋を作って貰って入れている子が多かったです。
 いまではこの「ムクロジ」で遊ぶ子も居ないでしょうね。
 実は食べられるんだそうですが私は食べたこと無いです。

「もし、煩悩・業苦を滅し去ろうと欲するなら、ムクロジの実、百八個を貫き通して輪を作り、それを常に持って行住坐臥に渡って一心に佛法僧三宝の名を唱えてムクロジの実を一つ繰り、また唱えて実を一つ繰るということを繰り返しなさい」
 などとお釈迦様がおっしゃったし、ムクロジは「無患子」と書くほど良い物だそうです。
 私は子供の頃「ムクロ」が「骸」を想像させるし佐渡の寺の墓に立っていたので縁起が悪いものだと思い込んでいました。



by je2luz | 2018-12-17 04:29 | Trackback | Comments(0)
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