LUZの熊野古道案内

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2018年 12月 04日

電線地中化

 熊野市は熊野市駅前から亀齢橋までの電柱を無くし、電線を地中化する工事を行いました。
 ここにも何度となくその工事について問題点も載せました。
 最早、店もほとんど無くなった所を電線地中化しても「修景」の意味はほとんどありません。
 工事費が異常に高く、「災害時に車の通行の支障にならない・・・」などという理由付けも後付け的です。
 実施区間では工期が遅れようやく出来上がっても話題にもならないのです。
 通りが完成して変わったと言えば、切り下げられた歩道に車が良く駐車していることくらいかな?
 歩道は切り下げたし電信柱が無いので車は気楽に歩道に上がってきます。
 街灯も歩道の内側にたててあるから障害にならない代わり、ドライバーが歩道に乗り上げる抑止力にも成りません。
 もう一つ問題になりそうなのは地中化した電線などが浸水に耐えられるのかと言うことです。
 大きな共同溝ではなく細いパイプですからトラブル時には手が出ませんし、ジョイント部分などの施行がきちんとなされているのか、近年の日本の不祥事などから心配になります。
 駅前はこの先も必ず浸水します。
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 電線を地中化するとその取り出しも問題になります。
 新しい街作りなら設計図通りに家も配置されますが、すでにばらばらに建てられ、電気、電話、テレビ、光回線など各戸ばらばらに引き込まれています。
 おまけに間口が狭い建物ばかりなので取り出しと引き込みも大変で、コストがかさみます。
 記念通りなどその部分をどうするのか質問した時には、「裏通りに電柱を立て、家の裏側から引き込みます」などという、表だけ飾った映画のセットのようなごまかし工法で説明する始末でした。
 あまりにも費用対効果も悪いし、商店街活性化効果も少ないと言うことで、記念通り全線の施工はやめると言うことにして、事業申請も取りやめていたのですが、反対する私も居なくなったので復活の方向だそうです。
 十億とか掛けてもさほど進展しないし、出来た頃には何軒の店が残って居るやら分からない・・・と言うより予測できるのです。
 今営業している店で10年後に残って居るのは???
 そして、記念通りで新規開店する店は???
 「格好良い事業だから」「補助金がつきよいから」では困ります。
 災害時に確保しなければならない道は記念通りでは無いでしょう?
 人が避難する道は確保しなくては成らないけど、ルートは違うでしょう?
 それでも、おそらく反対の声は出ないままで計画はゾンビのように生き返ると思います。
 その前例が、「リゾート法」「サンベルトゾーン」などと言う夢が消えて、忘れた頃に生き返った「里創人熊野倶楽部」です。
 役所って消えたことでもほとぼりが冷めると復活させるのです。
 事業に対する「熱意」では無いと思うのですが・・・
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by je2luz | 2018-12-04 04:29 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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