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LUZの熊野古道案内

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2018年 11月 20日

波の力

 自然の力には色々ありますが、「波の力」って大きいですね。
 巨大な力としては「津波」があり、下手すると何十メートルもの壁になって海岸を襲って破壊します。
 普段は柔らかな水なのに、1㎥あたり1トンという重量に物を言わせてぶつかってきます。
 さらに海上ではジェット機並みの速度、上陸しても時速数十キロという速度で破壊力を身につけています。
 次に「高波」と「高潮」という毎年襲ってくる波もあります。
 津波ほどでは無いにしても海岸線に住む人間の恐怖です。
 日本のような島国では国土をぐるりと取り巻くように「堤防」を作って国土・国民を守っています。
 そして、そこまで行かない波も大きな働きをします。
 なにしろ、平時の波でも24時間休みなしで働きますからね。
 陸を浸食し、岩をうがち浸食して行きます。
 「鬼ヶ城」なんてのがそれが見えるようになった代物です。
 何千年、何万年と言う時間休まないで働くから、たかが水を掛けて洗うだけでああなっちゃうのですね。
 まあ、水より柔らかな「空気」でも岩を食って行きますね。
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 その作用の逆で引きずり込んだ物を運んで陸に打ち上げることもします。
 長い目で見れば段々海底に引きずり落とすのでしょうけどね。
 ここの七里御浜などもその作用で、熊野川から海に押し出された岩や砂利を黒潮の流れに沿って新宮から木本にかけて転がしながら運びます。
 その間に石は丸くなり小さくなります。
 その終点が、ここ「脇の浜・木本漁港」です。
 波が荒れるたびに砂利は行き場が無くなって人工的に作られた船着き場・湾を埋め尽くします。
 写真は今年、繰り返して襲ってきた台風の波が砂利を運んで船着き場、岸壁を埋めた様子です。
 UP!の横が船着き場なのですが、ずっと向こうまで浜になってしまいました。
 左の防波堤を外せば砂利は海底に落ちて行くのでしょうけど、漁港と言うことで強固な堤防を作ってあります。
 昔は小型の和船でしたから船は陸揚げされていましたが、今は通常は海に浮かべ岸壁で荷揚げします。
 と言うことはこの港は全く使えないと言うことなのです。
 50m×50m×6mとしても15000㎥ですか?
 ダンプカー何杯分でしょうね?
 足場の悪い浜辺の浚渫ですから中々手が付けられないようです。
 ここに荷揚げする漁船は事実上居ないのですが渡船が一艘あります。
 漁港を廃止しない限りやっぱり浚渫しなくてはならないのでしょう。
 毎年のことですし、下手すると年に複数回起きちゃいます。
 この分野って行政も触りたがらない所みたいです。
 さて、この先どうするのでしょう?



by je2luz | 2018-11-20 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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