環境問題では私がその方面について少し勉強し始めた30年ほど前から。「環境問題先進国」などと日本は自称していました。
確かに、国際会議などでは「京都議定書」なんてのを築き上げた時には日本は結構前に出ていました。
その以前には「四日市公害」「水俣病」「イタイイタイ病」「川崎公害」「光化学スモッグ」なんて、環境破壊と公害垂れ流しの先進国で対策を講じたりして一見先進的でしたからね。
でも、それって、世界に先駆けて国民が生命の危機に立たされたからですよね。
そして、その間も、国は産業・企業を守ろうという姿勢が透けていた国です。
「京都議定書」が旨く機能しませんでしたが、日本の姿勢もだんだん腰が引けたようです。
そんな昔から、ペットボトルなども、ドイツでは回収再利用を義務づけたりしていましたね。
日本では未だに使い捨てですよね。
太陽光や風力発電でも決して先進国では無いです。
風車もパネルも輸入が多いのです。
自動車の方でも、2周ほど遅れた感じですがようやくよその技術に乗っかろうという感じみたいです。
まあ、素材も品質非保証、製品の検品もまともにやらない、国ではトップまで嘘?で逃げ切ろうとするし・・・
明治以降で最悪の状況なのでしょうね。
廃プラスティック回収も機能しなくなりかけているようです。
燃やして燃料にするという方向でも旨くないけど、再利用とか何とかになると、輸出してその先はその国任せ・・・
「公害の輸出」を決め込んでいたようですが、さすがの中国も「持ち込み禁止」にしたようです。
ほかのアジア諸国も拒否し始めたとか・・・
自分の庭は綺麗に・・・ゴミやよその国に・・・
明治に作った「掃除法」とやらが日本人をゆがめたなんて説もありますけどね。
「パチンコ台」「家電」などの廃品輸出と同じことです。
この体質が当たり前と言うことは、とてもじゃないが「環境対策先進国」にはなれません。
「ハードタイプ洗剤」を国内で禁止した時も、その製造プラントを東南アジアに輸出しちゃったのですからね。
この実情はほとんど報道されません。
こうした記事を書くと、「非国民扱い」されるかも知れませんね。
誰も声を上げないし・・・
力の無い一市民でも少し声を出さないとこの国はどこへ行くのやら・・・
声を出してもサウジアラビアみたいな仕打ちはしないと信じています。