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LUZの熊野古道案内

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2018年 10月 08日

祭りと伊勢音頭

 木本の祭りでは新出町のだんじりを始めいろんな町内で「伊勢音頭」が歌われます。
 佐渡おけさの文句の中に・・・
 「ハアー 佐渡の土産は 数々あれどヨ おけさばかりは 荷にゃならぬ」
 と言うのがあります。
 江戸時代とかに流行った「伊勢参り」に全国から押し寄せた人たちが「伊勢土産」に持って帰ったのが「伊勢音頭」だったらしいです。
 民謡の中でもそう難しい音頭でもないし覚えて帰った人も多かったのでしょうね。
 そして、土産でもあるし自慢でもあるし、「お伊勢さんゆかり」ですから、全国でお祭りとかに歌われるようになったのでしょう。

祝いめでたのよ ヨイヨイ
若松様よ
 アーヨーイセー コーリャセー
目出度い門には松たてて ヨイショ
松はさんがい五葉の松
一の枝には金がなり
二のまた枝には銀が鳴る
三と定めしその枝に
鶴は空から舞い降りて
亀は海から這い上がる
その舞何かと尋ねたら
お家ナー繁盛のヨーイソーレ
舞を舞う
 アーササ ヤートコセー ヨーイヤナ ・・・

 この辺りが表紙みたいなものなのでしょうね。
 その先延々と作られていて日本の民謡ではとても現代では歌えないような歌詞も作られています。
 全国ではどこまで変化しているのやら・・・
 それでも、「伊勢音頭」は祝い事に欠かせない音頭として定着したのでしょう。
 熊野詣での方では「お札」「誓紙」なんてのが出回ったようですが、「熊野音頭」なんてのは土産にならなかったのでしょうか?
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 木本の「木本節」なんてのは昭和2年に歌詞を公募して作ったという新しいものです。
 節も歌詞も悪くないと思うのですが、途中で消えかけて、近年は婦人会が「よみや」の時に道中踊りを披露したりするだけになっています。

 主は鬼ヶ城 雄々しき姿
 私ゃ焦がれて 散る女波
 ヨンヨイ ヨンヨイ フリコメサン

 その後に昭和50年代かな?「熊野音頭」なんてのも作られましたね。
 残念ながら、「尾鷲節」「串本節」ほど有名にはなれませんでしたね。
 この二つでも今の若い人は知らないのかも・・・
 熊野では、今は、「くまのがすき」てえのが「おもてなし館」などで使われています。



by je2luz | 2018-10-08 04:49 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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