LUZの熊野古道案内

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2018年 09月 29日

広島・岡山でも熊野でも…

 広島や岡山で砂防ダムの決壊だとか貯水ダムの放水不適切とかが報じられています。
 それは、山間部、急傾斜地を抱える熊野周辺でも同じ状況なんです。
 戦後一貫して、治山治水と言うことで「砂防ダム」がたくさん作られました。
 その下流の山地では排水路も中途半端に整理され、里に出るとその先には水路がなかったり…
 「そんな馬鹿な!」と言う工事が行われているのを市議になったときに知り、「なんでで?」と聞きました。
 『「山の中は林政」里に出ると「道路排水路は建設」、「農業用水は農政」…だから別の事業なんです。」と言う、役所としては当たり前の答えが返ってきました。
 「せめて無事に流せるだけの水路を確保するように計画段階で話し合ってよ。」と、民間としては当たり前のことをお願いしたものです。
 そして、一応話し合いをするというか下流部署側に通知すということをしてくれるようにはなりました。
 でも、林政でも県と市、建設では建設省・県・市、農業だけがほぼ市の管轄という複雑さなのです。
 そんな血の巡りの悪い仕組みがあるので、物事はうまくゆかないことが多いのです。
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 この砂防ダムは井戸川中流部、瀬戸の砂防です。
 下流から見ると、水のあるときは白い布を垂らしたように水が流れ落ちて綺麗ですが、実態はこのように完全に埋まってしまい。砂防ダムの役割は果たせなくなっています。
 この上流では12号台風以来、沢も谷も山の斜面も荒れたままで、大量の土石と枯れ木が流れ落ちるのを待っています。
 すぐ下の「県道七色峡線」の路肩が傷んだのもここからの土石流下のせいである可能性も大きいです。
 ここの浚渫は12号水害の後に県土木にお願いはしたのですが、未だに手つかずです。
 本当は怖いこと0なのに…
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 この人たちは県土木関係で左側路肩の崩れを直すため、仮設道路を右側に作るため、地籍調査をしています。
 こんな金はあっても、防災用に砂防浚渫の予算は何年たっても付かないようです。
 これ本来は県議さんの受け持ちなのかな?

 広島、岡山ほどのことはなくても、このすぐ下流が今の熊野市では中心になる井戸町なのです。
 12号でも流木が原因の大部分でしたが、溢れて、井土・赤坂・丸山などは浸水しましたからね。
 住民の方々も意外と山の方までの関心は持たないようです。
 カルバートの増設より上流整備の方が急がれるのですけど…



by je2luz | 2018-09-29 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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