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LUZの熊野古道案内

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2018年 08月 20日

熊野大花火 考2 花火と台風

 熊野の花火は「七里御浜」という広い砂利浜を観客席にし、広い熊野灘を海上自爆や台船からの打ち上げに使い、石英粗面岩の硬い一枚岩の鬼ヶ城をも活用してやって来ました。
 一時期はやせ細って観客席も狭くなっていたのですが、「潜堤」が完成して以来、昔ほどでは無いにしても随分太って広くなり、厚みが出来たので波の上がるのも減りました。
 初盆の灯籠焼き・藤の棚(ナイアガラ}以外は台船に移したので危険ラインも随分波打ち際に近く引かれるようになっています。
 これだけ条件も改善されてもこの時期は台風シーズンなのでその発生と進路をビクビクしながら見守ります。
 津波に関しては予測が出来ないので「来ないこと」を前提に浜に10万人もの人を入れて居ます。
 これは浜への出入り口ゲートの問題と同じですが、本当はもっと深刻です。
 東南海地震津波が発生すると昭和19年の規模でも堤防までは波が来ますから全員さらわれる勘定です。
 30年×365日×24時間 分の4時間 に確率80%戸やらを補正したものが花火開催中に津波が来る確率です。
 怖い数字ですけどね。

 台風は予測出来るので中止・延期で対応出来ます。
 しかし、堤防上に作られた桟敷は強風が吹けば凶器と化します。
 今までも二回ほど台風接近で床板の撤去を県に要望したことがあります。
 防げる災害ですから対応しないといけません。
 この先、台風の発生は、地球温暖化もあり、減ることはないでしょう。

 こうしたことがきちんと制度化もされていないし、ある意味ではなあなあの所がありますね。
 「想定外」「予想以上」なんて人命が掛かる時、行政は口にしてはいけないでしょう。
 きちんと「想定」して対策をした上での「想定外」は仕方ないですけどね。
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by je2luz | 2018-08-20 10:10 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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