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LUZの熊野古道案内

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2018年 07月 26日

天然水???

 近年は日本でも水を買う人が増えています。
 半世紀ほど前だと金を払って買う水と言えば「エビアン」くらいだし、ヨーロッパならまだしも国内で日本の水を買うなんて考えられませんでしたね。

 そうした宣伝に多く使われているのが、「天然水」と言うやつです。
 今は水素を燃料とする車も走るし触媒を使う装置もあるので、水素と酸素が化学反応起こして「水」ができることもあります。
 これは「人口水」とでもいえそうですが、地下から湧こうが海水から分離しようとその辺の水は全部「天然水」でしょう。
 屁理屈ですけどね。
 よく似たのに「天然由来」なんて言葉も踊りますね。
 「トクホ」なんてのが認可されたころからそんなのが増えた様に思います。

 戦後から高度成長期にかけて日本の田舎に都市から出るごみや工場からの廃棄物が持ち込まれました。
 法整備が遅れたので産業界のやり放題時代がありましたね。
 国道246沿いには規制前にずいぶん投棄され、問題になりかけたこともありましたが、どういう訳かあまり表には出ませんでした。
 「富士山麓」は利用できない土地も多いので実態がわからないほど投棄されたといわれます。
 朝日新聞がそうした汚染を追ったとき、富士山ろくに投棄された産業廃棄物などの汚染物質が御殿場とか三島とかうんと離れたところににじみ出始めていると伝えました。
 地中を通ってもろ過されない重金属や化学物質が含まれますから怖い話です。
 染み出すまで30年とか50年とかかかるし、ごみの撤去がされないのでその先何百年続くかもわからない汚染です。
 今奇麗な地下水も明日から汚れたものになるかもしれないのです。
 「神通川」「水俣」「足尾銅山」など目に見えたやつでもなかなか認めないものです。
 今は井戸水や湧水を生活に使うところは減っていますが、災害時には重要なものともなります。
 雨が多くきれいな湧水、井戸水に恵まれてきた日本ですが、地域によっては人間が壊してしまったようです。

 この近所にはお風呂屋さんの井戸があり12号水害で上水道が止まった時、生活用水として開放してくれていました。
 残念ながら我が家の井戸はもう使えません。
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by je2luz | 2018-07-26 04:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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