今回の災害で多くも犠牲者が出ている広島の熊野町・・・
名前だけでは無く名産品でも縁があります。
名前は全国にあるように熊野三山の熊野の流れでしょう。
名産品の方では、熊野市は「那智黒石・硯」ですが、熊野町の方は「筆」なんです。
全国一の生産を誇る「熊野筆」を生み出す町なんです。
随分以前になりますが、熊野市議会で訪問させて頂いたことがあります。
印象としては、山あいの静かな町でした。
戦前には7000人だったそうで、旧木本町とさほど変わらなかったようですが、広島市のベットタウン化してきた1975年頃には20000人、1983年には25000人を突破するという勢いだったようです。
その頃に今回被災した団地などが出来ていったのでしょうね。
広島市内の安佐北区なども同じように開けて同じ様な災害に見舞われています。
土質が良くないけど、瀬戸内季候と言うことで何とか保っていたのでしょうが、山際の谷と扇状地を開発したところに近年の豪雨なので保たなかったのでしょう。
筆と硯という縁で私たちは訪問したのですが、「姉妹提携」仕様という話が進んでいるようです。
熊野市の人には馴染みの無い町かも知れませんが、「安芸郡熊野町」は縁のある町なんです。
熊野市も伊勢湾台風とか12号台風とか色んな災害に見舞われて来ました。
もうすぐ南海トラフ地震津波で全国のお世話になるかも知れません。
遠くからですが、再起する方々を応援してあげたい物です。