どんどん月日が流れます。
今月も「広報くまの」が配達されてきました。
長年配っていた方が亡くなられたし今はどなたなのでしょう?
この広報誌の配布は町内会とは関係ないのです。
今月号の記事では目立たないけど役立つと良いなあ…と言うのがあります。
「新規で狩猟免許などを取得する際の支援事業が始まります」
猟師の高齢化によって数も減るし、山をかける人は減る一方です。
住民の高齢化もあって、獣害の増加はひどいものです。
全国レベルで問題になっていますが、農作物が荒らされるにとどまらず、日常生活でも危険が迫る状況です。
そんな状態になってようやくなんですが、罠や銃の狩猟免許を新規にとる人に補助金を出そうというものです。
1.罠の場合経費の1/2 上限1万9千円
2、銃の場合 経費の1/2 上限5万円 だそうです。
問い合わせは、林業振興課林業振興係 89-4111 内線421
猟師って適性というものがあるので、なかなか呼び水にはなりにくいでしょうね。
今や趣味の世界ではなく住民の生活を守る仕事になっています。
私では鉄砲は撃てません。
これに加えて、有害獣の駆除報奨金の引き上げも積極的にやらないと…
テレビで言うような「ジビエによる地域振興」なんて絵空事ですから…
人のうごき 平成30年6月1日現在
人口 17.216 (-25)
男 7.922 (-12)
女 9.294 (-13)
世帯数 8.989 (-8)
この数字はこの先団塊の世代の高齢化は田舎でも起きますし、「呼び寄せ介護」も増える傾向ですから、急速に悪くなると思われます。
一時期政府などが言った「老後は田舎で」と言うのはどこかに消えたようです。
若い人が都会にあこがれて出て行ったのと同じように、老人もさみしい田舎は嫌のようです。
「みんなで暮らせる気楽な街」では、制度のフォローが受けられない面もありますね。
「遺産を寄付するから、最後まで見て頂戴」と言う制度も動きませんね。
何しろ、「そんな土地建物は要らん!」と言うのが行政のスタンスですから…