LUZの熊野古道案内

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2006年 02月 11日

熊野の旅 関西から熊野へ

 熊野がどの地方に属するかと言えば「関西」のはずなのですが、紀伊半島がものすごく大きいのと海岸まで山が迫っている険しい地形で昔から大きな町も産業もないので「熊野詣」くらいしか用のないところでした。『熊野を通ってどこかへ行く・・・』なんてことはない地形なのです。
 大阪から南下してくると潮岬(串本)を折り返し点に鉄道も国道も北上を始めます。名古屋までひたすら北上します。地図でご覧になれば分かりますが大阪・熊野・名古屋の位置関係は三角形の頂点になります。
 『三角形の二辺の和は他の一辺より長い』この三角形の公理が正しいなら『熊野』を通過点にすることはありえません。ついでに見てゆくことがないということです。つまり、わざわざ来ていただかなくてはいけないのです。
 関西から和歌山県側の『熊野三山』に来られるなら鉄路は新大阪・天王寺発新宮行きの特急『くろしお』を使うのが一番です。隣り合わせですが熊野市・尾鷲市に来るなら反対周りの近鉄で上六辺りから松坂に出てJRかバスに乗り換えるほうが早くなります。これは紀勢線が東西に分割されて乗り次がうまくゆかない場合が多いのも原因です。
 車の場合は和歌山始点の国道42号線を南下するのが順路と思えますが、実態は海岸沿いで遠回りしますから地元でこのルートを使う人はいません。
 この場合も新宮行きと熊野市ではルートが変わります。新宮行きは奈良県五条市から168号線になります。熊野市向けは橿原市から169号線になります。この二つのルートは巨大な大台・大峰山系を挟んで平行に走っています。共に山間部を走るルートですが改修が進んで都会の人でも走れるようになっています。ただし、冬季は日の当たらない場所は凍結の恐れがありますから夜間の走行は考え物です。
 以前は西名阪で関にでて伊勢自動車道を南下し42号に入るルートをとる人もましたが、168・169号線が良くなってからはほとんどいなくなりましたね。和歌山経由やこの伊勢自動車道経由は早くないのに高速道路料金が掛かりますからお勧めできません。
 熊野古道が世界遺産指定されてからは見物する場所へのアクセス用のバスが運行されていますから鉄路で来られても回れるようになったようです。詳しくは和歌山県側は熊野交通、三重県側は三重交通などのHPで調べてください。広い範囲に点在しますから、奈良や京都のようにタクシー・ハイヤーでの見物は高くつきます。
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カメラは ツァイス・ネッター518/16

by je2luz | 2006-02-11 11:20 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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