LUZの熊野古道案内

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2018年 03月 25日

熊野の旅 有馬堤防・古い区間

 先日は長年の懸案だった有馬堤防がようやく繋がることを取り上げました。
 その時にも少し触れましたが、七里御浜の堤防は随分昔から作られてきたようです。
 津波は100年に一回とかですが、台風は毎年のように襲ってきますからね。
 奥熊野代官所の記録でも「大風吹いて○○戸被害うく」「高波で××戸流さる」などと言うのが多いようです。
 私が熊野にいる間にもずいぶん来ました。
 「伊勢湾台風」や「12号台風」のように歴史に残るような被害を与えた物や、「19号」と言うのが二回も風の被害を出したりしています。
 紀伊半島・三重県の堤防の整備が本格的に始まったのは「伊勢湾台風」からですね。
 でもそれまでにも木本堤防などは町を守るために長年努力を積み重ねてきたようです。
 井戸町松原は国道42号の改修を兼ねて作られました。
 羽市木は私が最初に議員になったころに今の階段堤防が作られました。
 口有馬から南はそれより前から徐々に作られたのですが、今の堤防では考えられない構造の部分があります。
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 写真は口有馬、花の窟神社から南の方向です。
 古い堤防区間ですが、ご覧のように海側も陸側にもコンクリートの立ち上がりも手すりもありません。
 海側の波返しもほとんどないのです。
 写真の所で波が越えたこともあります。
 海側で2.5~3mの高さがあります。
 遊歩道化していて市民も観光客も結構歩きます。
 落下事故が問題になったことはありませんが、ゲート部分などは下がコンクリートで本当に怖いものです。
d0045383_21002036.jpg
 木本堤防では完成してすぐにゲート部分にも手すりをつけてもらったのですが、口有馬は何十年も前のものだけにいまだに対策が打たれていません。
 無堤防区間がなくなったのですから今度は老朽化した堤防の点検と安全対策をお願いしなくてはならないですね。
 羽市木や口有馬で今の堤防を波が越えたことを知らない人が多いのでしょうね。
 木本と違い「潜堤」がないのでこれからも危ないのです。
 堤防の構造物は国交省ですが管理は三重県が行っています。



by je2luz | 2018-03-25 04:25 | Trackback | Comments(0)
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