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LUZの熊野古道案内

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2018年 03月 04日

二本の橋

 熊野川河口部には二本の橋が架かっています。
 一本は戦前昭和10年(1935)に掛けられたもので、「成川の渡し」から、陸路で熊野川を渡れるようにした最初のものです。
 これは旧国道42号線で鵜殿駅前経由熊野川沿いを走ってくるもので川からの高さもそこそこのものです。
 先年の台風12号の洪水では橋げたに水、流木が当たりました。
 リベットが一杯打たれた古い構造ですが持ちこたえています。
 二車線ですが古い古い規格なので二車線橋でも歩行者の歩く場所はありませんでした。
 車社会になってきて、そばに歩道橋橋が架けられました。
 その後。1979年に新しい大橋が掛けられてから、古い橋は一車線、新宮方向への一歩通行になり歩道橋に上らなくても済むようになりました。

 この新しい橋も「耐震工事」が行われていたようです。
 熊野川に作業船が浮かんでいましたが、今年度末には終わるようです。
 名四国道の木曽三川の橋のように鋼材の腐食はなかったのでしょうね。
 鉄は思っているより錆に弱いですね。
 街頭や道路標識が地面際の錆で倒れたり…
 点検も分かりにくい場所もありますからね。
 近年は橋梁やトンネルの点検も行われるようになって少し安全になったでしょう。
 下から見ると鉄筋が見えているなんて古い橋もありますが、補修の予算がなかなか取れないようです。
 色んなものが段々経年劣化が進むので大変です。
d0045383_19172622.jpg
 戦後、高度成長期、バブル期など公共でも民間でも猛烈な建設ラッシュでした。
 昔の石造りの建造物のように無駄なくらい丈夫には作られていないと思われます。
 木造住宅の老朽化、空き家が問題になっていますが、その先では高層ビルまでそうなるのでしょうね。
 「危険近づくな!」の範囲がとんでもなく広いでしょう。
 「余分な心配だ!」と言われるでしょうね。
 再建設の必要がなくなった時、撤去の費用は???
 原発よりは安いでしょうが、あまり考えられてはいないのではないでしょうか?



by je2luz | 2018-03-04 04:13 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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