LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2018年 03月 02日

清流40号より

不動産は負動産か の続き
 「俺の土地」「先祖からの土地」と言っても明治からでも150年しか経っていません。
 「使わない土地は誰のものか?」と言う大きな課題があります。
 今のままでは所有者が要らないと言っても市などは土地を貰ってもくれない状態なのです。
 国などによる強制収容にも問題あるとは言え、このままではこうした所有者不明の土地が急速に増えるでしょう。
 熊野市でも今住んでいる人が居なくなったら、その子供や孫にとっては「呉れても要らない土地」というのが一杯あるようです。

 農地の方では「中間管理機構」などと言うのが出来て不要な農地を預ける、必要な人が借り受けると言う制度が出来てきました。
担当課も頑張って趣旨の説明に回って呉れていましたが、その機構は県単位なので機能させるのも大変かと思いますが、入り口には立ったようです。
 土地建物に関してはまだ手つかずで、「空き家バンク」がせいぜいですし、これに預けてくれる空き家も少ないようです。
 空き家と言っても家財道具がそっくり残って居ることが多く、整理が出来ない場合が多いようです。
 そうした物件を動かすための補助制度の充実を図ることも解決の一歩でしょう。
 売買の手がかりも見つけにくい状況で、土地建物が全く動かない、名前通りの「不動産」状態のが多いようです。
 そして、売れない、貰っても呉れない、税金だけは掛かる「負動産」が増えて行くのです。
 このままでは熊野市も土地建物などの動きが無くなり、「集落再編」という生き延び策も実現出来ません。
 無茶な話みたいですが、目の前で起きそうな話でもあります。 

「家の土地・・・これからどうしようか?」と、子供や孫達と話し合ってみませんか?
d0045383_19213255.jpg


by je2luz | 2018-03-02 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/26527890
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 久しぶりの尾鷲      清流40号より 不動産か負動産か >>