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2018年 03月 01日

清流40号より 不動産か負動産か

清流40号の記事を転載します。
不動産か負動産か

 明治に始まったと言われる人口の都市集中がどんどん進み、戦後は更に加速され、田舎の地力が落ちてきました。

更に近年では日本の総人口が減り始めましたからその傾向がますます強くなっています。

熊野市もその流れの中で過疎・高齢化が進んで居ます。

人口は今が17,000人で、この先2040年には11,000人程度まで急速に減ると言われています。

この人口も数字だけで言えば平地も少ないのですから少なすぎるとも言えないのですが、その年齢構成が問題です。

人口ピラミッドってありますが、教科書では底辺が大きくて上に行くほど小さいのが自然だとされていますが、熊野市では子供、若年層が減って頭でっかちになって来ました。

それが深刻なのです。

高齢者の寿命がどんどん延びて人口の減少を和らげてきていますが、この先、その蓄えが無くなると急速に人が減ります。

ニュースでも言われるようになりましたが、「所有者不明の土地が九州より広い」と言う事態が起きています。

熊野市のような田舎では全国平均よりもっと多くの土地や建物の所有者が解らなくなってきます。

今の法律では相続されないままで放置された不動産は元の登記された所有者のままで永久に残ります。

それは土地や建物が荒れると言うだけでは済まない問題です。

治安上は勿論ですが、公共事業、災害復旧も出来なくなります。

 不動産も宅地・建物、農地、原野、山林…色々ありますし、持ち主も個人だけでは無く、共有地などと言うのもあります。法人ならまだしも個人の共有地となると今でも全く動かせないものが多くあります。

 爺ちゃん、曽爺ちゃん達が決めた共有権がそのままですからね。

 政府の方でもさすがに放置出来なくなってきて法改正の動きもあるとか言いますが、私たちも真剣に考えておかなくてはならないでしょう。   (続く)

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 この写真の家屋は倒壊したとか…


by je2luz | 2018-03-01 04:25 | Trackback | Comments(0)
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