今日、2月19日は。24節季の「雨水」だそうです。
これは字面でも意味が推測できますね。
「春になり雪が雨に変るころ」なんだそうです。
でも、奈良のお水取りは3月12日ですからまだ寒い日も多いのでしょう。
その前に「啓蟄」が3月6日にありますね。
これは虫がはい出てくるころという事ですからうんと春らしいですね。
だから、こんなややこしい言葉なのに時々使われるのでしょう。
熊野のような雪も殆ど積もらない地方では、「冬」が終わるという事に大きな喜びも実感できないのでしょう。
信州や東北のような雪国では春にかかわる行事も結構盛大だったようです。
同じように寒いドイツでも春が来るのがうれしいのでしょうね。
ヘッセに「春の嵐」なんてのもありますし、アルプス越えの風で一夜で冬から春になるなんて…
「春一番」より劇的みたいですね。
でも、経験がないので駄目ですね。
??
夏の入りは少し分かりよい気もします。
気象庁の発表とここの梅雨明けはかなり違うことが多いです。
北風が入りにくい分、南風がこの辺で滞ってよそでは梅雨が明けないでいるのに開けちゃいますからね。
それでも、雪解け春風という雪国の春ほど劇的ではないのかも知れません。
こんな「春」の話していますが、本当は熊野にとって良いことではないです。
「さいれ・サンマ」のシーズンが終わってしまいます。
今年も「良い冬」ではなかったという事でしょうか?