昨日の続きです。
伊勢の「戦国時代村」の再生は今の所そんなに話題にもなっていませんね。
荒れは民間の力みたいです。
でも、いまは超低金利時代である意味では金余りらしいです。
余る場所が限られては居るようですけどね。
前にも書きましたが「水族館」も田舎のが潰れかけ…
池袋サンシャインの水族館などは話題になっても大きな英教は無かった様ですが、「大阪・海遊館」のような本格的なものが都心部に出来、ちょいと離れた所の「八景島・シーパラダイス」「鴨川・シーワールド」なんてのがイルカのショーまで見せるようになると、本場のはずの「太地」に客が来なくなっています。
太地などは経営が成り立たないからと言って、イルカを貸しだしオルカを売って…
益々首を絞めているようですが、太地も遠いんです。
白浜は「パンダ」が居るのですが、そのパンダも上野の「シャンシャン」に押されっぱなしだとか…
ゆっくり見られると言ってもやっぱり白浜でも遠いんです。
温泉も大変です。
最初は東京のど真ん中とそこそこのわんぱく湯のようなものでしたが、つぶれかけの準田舎の施設を買い取ってどんどん手を広げる「大江戸温泉村」なんてのに客が流れはじめています。
食べ物で名前の通ったチェーン店に流れるのと同じで「みんなが一緒」の好きな日本人が増えていますからね。
これなんかも中流で堰き止める砂防ダムみたいなものでしょう。
都市部に人口が集中しちゃっている社会では、都会人の囲い込みは効率的ですからね。
田舎の自治体がなけなしの予算を「観光施設」に注ぎ込んでも、資本力も企画力も宣伝力も勝てません。
自治体も返還する気は無いのですが、今のファンドとか資本はぶっ潰すのも投げるのもお手の物ですからね。
政府も「地方創生」「地方活性化」などと言いますが、地方をぶっ潰す方向の「規制緩和」も熱心ですからね。
でも、下手に役人に考えさせると都市計や農地などの動きの取れない締め付けで「許認可利権」を作りかねませんよね。
そして「コンサルタント」なんてのが金だけ持って帰る図式も…
???
熊野市にもそんなのがくっついて居ませんでしたっけ???