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LUZの熊野古道案内

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2017年 12月 27日

やっぱりこの景色が似合う

 木本二丁目前の七里御浜

 ようやく富裕の風物詩が戻ってきました。

 去年は一回だけイベントのためにこの景色を見ましたが、一シーズン棒に振ったのです。

 何しろ「さいれ・サンマ」が捕れませんでしたからね。

 今年もようやく少しだけ揚がったのですが、この景色が二年ぶりだってことと去年干したのがよそのものだったことをテレビが言うくらいだったのです。

やっぱりこの景色が似合う_d0045383_19182785.jpg
 

数少ないやつを木本の業者さんが買って干していると聞いたので写真を撮りに行ってきました。

 寒い風が吹いていますが、澄み切った冬ぞれにはこの景色が似合います。

 この景色が続くほど水揚げがあれば良いのですけどね。

 なにしろ、伊豆半島の所で黒潮が沖に出ちゃってますから

 よそので繋ごうにもよその不良なんだとか

 よそのが脂がのらなくて困っているようですから、輸入してくるには熊野の加工業者にはありがたいかも知れませんね。

 丸々こえて嘴が黄色くなったそのまま焼いたらおいしいやつはこの辺には向きません。

 昔、NHKが「やせたサンマ」と名付けたものが一番です。

 今日あたりから、新物のおいしい丸干しが店先に並ぶかも

 でも、数がないので高いかも知れません。

 知り合いも、「4匹一吊りやったらよう買わんかも…」と、言っていました。

 みんな気軽に食べられるのが「さいれの丸干し」なんですよね。

 熊野市の歌手が「さいれ寄せの歌」を歌う前の晩に揚がったそうです。

 みんなで聞きに来る途中だったのでしょう。

 寒いですが、毎晩浜でギターを奏でてくれればよいかも知れません。

 そんな過酷なことお願いできませんよね。

 効果があったら一躍世界の注目を浴びるでしょうけどね。

 「神頼み」ならぬ「歌手頼み」

 ライン河のローレライでは歌声で船を惑わせたとか…

 サイレだって歌声につられるかもしれませんよね。





by je2luz | 2017-12-27 04:25 | 熊野


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