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LUZの熊野古道案内

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2017年 12月 11日

時代ですね。

 下の雑誌、「写真工業」は2008年12月号です。
 この号をもって廃刊になったものです。
 「写真雑誌」では無く「写真機雑誌」だったのです。
 1952年6月号からですから戦後の混乱期には発行はじめたのですね。
 まだまだ日本の写真機は一人前では無く、町工場で二眼レフを作って進駐軍の兵隊さんのお土産用や輸出用に作られていた時代ですね。
 二眼レフは作りよいと言うこともあり、まさに町工場で手内職的に作られたものを含めるとA~Zまでの頭文字が揃う状況だったのです。
 アイレスフレックス・オリンパスフレックス・フジフレックス・コニフレックス・マミヤフレックス・ミノルタフレックス・リコーフレックス・ヤシカフレックスなどは有名一流どころですね。
 アルペン・アルチ・ビューティ・エルモ・ファースト・ホビ・カロ・ペトリ・プリモ・ワルツなんてのもそこそこ有名品でしょう。
 おもちゃのようなものでは私が使ったメイカイフレックスなんてのから一杯ありました。
 おもちゃで無くてもレンズは3枚玉、シャッターも1/200とか1/300・・・低速の省略・・・
 それでも、アメリカ製のエボナイトのボックスカメラよりは格好良かったのです。
 何しろ「ローライフレックス」の真似でしたからね。
 この乱立したカメラメーカーの中から段々力を付け、M3ライか以降の35mmカメラ時代に対応出来る所が出て来ました。
 そして、一人前になりかけたところに「エレクトロニックス時代」が始まったのです。
 露出計内蔵まではドイツのカメラの方が頑張って居たのですが、露出計連動・・・EE化が始まると日本が飛び出しましたね。
 今のカメラの自動露出とは比べものになら無い精度でしたが、当時としては画期的でしたからね。
 個々のカメラを見れば、レンズやシャッターではドイツの方が上を行く物があったのですが、価格では全く太刀打ち出来なくなったようです。
 おまけに、お金持ちでバンバン写真を撮るアメリカではまともなカメラは作られなかったのも良かったのでしょうね。
 アメリカにだってそこそこ良い?カメラはあるのですけどね。
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 表紙は2008年ですからライかも栄光の座から降りた時代です。
 ニコンも王座の席から滑り落ちかけた時期かな?

 この「写真工業」を子供の頃から読んでいたので、随分知識が得られました。
 最後の方は買っていませんでしたが、最後の二号だけは取り寄せました。
 表紙にあるように、この頃にはデジ一の時代に入っていたのです。
 私はデジタル移行はかなり遅かったですが・・・
d0045383_122445.jpg
2008年12月のブログなどはほぼ全部、フィルムの白黒写真です。
 でも、白黒写真って良いものですね。



by je2luz | 2017-12-11 04:25 | 銀塩写真 | Trackback | Comments(0)
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