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LUZの熊野古道案内

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2017年 11月 27日

数字が語ること…

 少し寂しい話になりますが…
 統計とかに出てくる「数字」って、現実や将来をはっきり示すことが多いです。
 見たくない、知りたくないこともそこには示されています。
 時々触れることです。
 そして、多くの場合が「寂しい話」になるのです。

 「人口」と言うやつ…
 太平洋戦争と言う特殊な時期を除いて日本国は千年も二千年も人は増えてきました。
 私が生まれてすぐの頃に「日本人」は減ったのですが、「復員」「引き上げ」で内地人が増え、余るからって、南米各国などに出て行きましたね。
 私が訪れたサンパウロやバストスにもたくさんの日系人がおられました。
 あの広い南米大陸に活路を求めたわけです。
 でも、あの南米でも思うように仕事が作り出されないので、「日系人」と言う呼び名で日本へ…
 その人たちを受け入れないと日本の産業が支えられないようになってきていたのです。
 その30年余り前の頃から日本では子供が急速に減り始めていました。
 ことに田舎では先が見えていたのですが、見ないふり???
 木本小学校を例にとっても我が家の長男坊と末っ子とは4学年しか違わないのに、二クラスが一クラスに…
 そして、今は、熊野市で生まれる子供は一年に100人弱でしょう。
 つまり、全部で三クラス弱なんです。
 南牟婁郡もほんの少し多いだけで、やっぱり100人…
 
 県立高校が今はニ校です。
 この子供たちを待っているのは、ほかに私立「近畿大学付属新宮高校」もあります。
 近大付属では「近大高専」が熊野を引き上げましたが、これも、子供の減少で生徒の確保が出来ないようになったからです。
 県立以上に「お客さん」が問題になります。
 「新宮高校」も新宮市・東牟婁郡に南牟婁郡。熊野市までを営業範囲にしないと成り立たないのは数字的に明白です。
 すでに三重県側への生徒勧誘が激しくなってきているようです。
 
 前にも審議会とやらが、「木本高校と紀南高校、二校の存続が望ましい」と言う答申を出していましたが、「望ましい」と言う表現が「かなり無理だ」と言うことの裏返しですね。
 こちらは県立ですから新宮側から引っ張ってくるのは困難です。
 私学まで授業料無料化なんてなって来ると…
 あそこは一応「付属高校」ですから一部ではあこがれる子供や親もいるようですし…

 二つ残すのが 目的のような話が出てきますが、その目先の話ではなく、「数少ない子供をどう教育するか」の方が大事だと思いませんか?
 「木高」「紀南」…面子やノスタルジーにこだわる事態ではなくなってきているのですよ。
 「へでも…」と言いたい気持ちはわかりますが…
 「この学校でよかった!」と言えるような環境・学科・教諭陣…をどう整えるかでしょう。
 自由度の高い「総合科」も生かし切れていない感じもします。
 関係する人たちの建前とか現実から目を離した話ではない本音の検討を期待したいと思います。
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by je2luz | 2017-11-27 04:16 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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