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LUZの熊野古道案内

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2006年 01月 28日

熊野の旅 普通に見られた植栽

 昨日は丸干しについて書きました。
 丸干しに限らず魚のおすそ分けと言うのが昔はよくされていました。やはり漁師町が町の一角にあるからかもしれません。漁師の人が魚を呉れるときはかわいくない量を呉れます。小魚をバケツ一杯とか、サンマの干物を100匹とか・・・どうせなら5回くらいに分けてくれればいいのに・・・などと思うような量です。これは漁師さんに限らず業務の感覚は少し一般とはずれますからね。私なども「薪が欲しい」と言われるとリフトのバケットに一杯とかトラック一杯運んでいって庭先に下ろしてきましたからね。ただのときはこんなものです。
 こうした魚のやり取りのときに活躍したのがどこの庭にでも植えられている『葉ラン』と『南天』でした。この写真は駐車場を作るときにどかした昔の庭木の一部です。南天の根じめに葉ランが植わっています。典型的な植栽がそのまま移ってきています。南天は足元がすいてしまいますからね。それと、「葉ラン」はいまではビニールのものになっていますが日本ではお弁当の仕切りや盛り物の飾りに欠かせないものですね。
 庭先から葉ランを取ってきてさっと洗い、その上に干物や魚を乗せ、お盆に載せて持っていったのです。魚がすごく引き立ちます。葉ランを使わないときには「南天の葉」を使いました。これも魚が引き立ちます。更に紙では魚に張り付いて始末が悪いです。ビニールとかの無かった時代には必需品だったのです。だから、ほんの少し庭があると葉ランや南天が植わっていたものです。いまではこうした使われ方はほとんどしませんね。ただ、植わっているだけです。
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by je2luz | 2006-01-28 11:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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