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LUZの熊野古道案内

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2006年 01月 25日

熊野の旅 緊縮財政の配分・・・熊野古道・伊勢神宮

 伊勢神宮の式年が近づいています。20年に一度と言うと長いようですが、準備から言うとのべつやっているくらいです。これくらいの感覚でやら無いと技術の継承ができないのでしょうがそう桧造りの社殿を20年でやめるのですから伊勢の神様は贅沢な神様です。
 三重県もご多分に漏れず最悪の財政状態なので06年予算は前年度比マイナスだそうです。この中で伊勢神宮の式年と熊野古道を核とした観光事業に力を入れるとか・・・
 神宮に直接予算を入れることは憲法上で来ませんから取り巻きの事業と例のポスター作りなどに大金を放り込むのでしょうね。役所のやる仕事は金銭感覚が狂っているので恐ろしい金額をいとも簡単にかけてきます。受注する側にはおいしい話が多いですね。
 熊野古道のほうにも予算を回すようですが、ピントのずれた方向に使うのかと思います。熊野市内では何をやるやら・・・鬼ヶ城の観光施設、売店などが閉鎖寸前なのですがこれが官営になる可能性も大有りですね。駅前に観光公社を作ったくらいですからね。
 今時観光地の売店では物は売れませんね。それも、紀伊半島とか遠方になるところでは客が見込めませんね。テレビなどで大々的に放送するところでも実態は???のところが多いのが現実です。1ドル110円などと言う相場が続く間は国内の旅行は冬の時代です。便利なところでは行くところが無くなった人、熊野古道などに興味の有る人、飛行機が怖い人・・・などが見込み客です。
 昔は行楽シーズンともなると観光バスに1号車2号車・・・などと札を貼った団体さんが南紀勝浦を目指して南下してきたものです。若しくは熊野市駅まで列車で来てここからバスを仕立てたものです。そうした光景はもう何年も見たことが無いですね。自家用車のアンテナにテープをつけた個人客の車列も見かけませんね。役所の言う『入込み客』と言う観光客数は昔の半分以下なのです。その流れを○○会館とかで止めようなんて・・・もう、何十年も何十億も放り込んでいるのにね。
 何が出来るか楽しみにして置いてください。
 ちなみに木本町の本町通を石畳にする計画が動いています。歴史上一度も石畳のあったことの無い浜街道ですが・・・
熊野の旅 緊縮財政の配分・・・熊野古道・伊勢神宮_d0045383_10535230.jpg

 熊野市木本町・本町通・・・まもなく石畳にするとか・・・県道木本停車場線
カメラは コダック・シグネット35

by je2luz | 2006-01-25 10:57 | 熊野


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