LUZの熊野古道案内

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2006年 01月 09日

熊野の旅 松くい虫対策

 以前にも書きましたように、七里御浜は半世紀前までは見事な松林でした。
 弓なりに伸びる20Kmにも及ぶ松林は全国に誇るものでした。切れ目は何本かある皮のところだけでした。
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 上の写真は『松食い虫』にやられて枯れた松です。葉が真っ赤になって枯れてゆきます。犯人は松食い虫といわれる羽の生えた昆虫だと言われてこの名前がつきましたが、真犯人はこの虫が媒体として広げる小さな『線虫』です。これが大量に増殖して松の根っこに寄生して栄養も吸えなくして枯らすのだそうです。こうした症状ですから松が若いうちは何とか持ちこたえられるようです。
 食われても代わりが育つように小苗を植え続けていますが、防風林煮になるまでに枯れてゆきます。防風林は高く伸びてからしか用を成さないからです。大体40年で枯れ始めることが分かっているようです。これではまったくいたちごっこですね。
 防御と称して毎年媒体の松くい虫が飛び始める7月に殺虫剤の散布をして人間の立ち入りも禁止します。この防御方法はほとんど意味がないと言われつついまだに毎年行われています。生態系の破壊だけが残るようです。この防除も半世紀ほど行われているのですが、現に効果が無いので担がれは毎年進行しています。
 これについては次に続きを書きます。まさに林野行政の無責任さの象徴なのです。

by je2luz | 2006-01-09 12:55 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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