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LUZの熊野古道案内

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2017年 07月 22日

熊野の旅 家ごぶち 1

 昔は家の廃退撤去は集落の出合いで行われることが多かったものです。
 解体で出る木材は「焚き物」にされ、瓦があれば再利用、細かいものは河原や田んぼで焼きました。
 「産業廃棄物」なんて言葉も概念もなかったですからね。
 家を建てる「建前(「棟上げ)」も出合いでやりました。
 田舎の男はそれ位できて当たり前だったのです。
 私はよそのそうした作業に出たことはありませんが、自分ち関連の作業はやって居るので、解体や建前の作業は少しは出来ます。
 まあ、今やれと言われても高いところも怖くなっているし、体力も続かないし役には立たないでしょう。
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 熊野市の中心部、木本でも近年は家の解体が続きます。
 これは21日にほぼ解体の終わった「元・大黒屋」さんです。
 長年、店舗としては使われて居まかった建物ですが、木本の老舗の一軒でした。
 建物はどうやら戦後に建て直されたものらしい構造でしたが・・・
 向こう側に見えているのは「元・笹九・栃尾邸」現在の「おもてなし館」です。
 あの建物は旧来の木本の商家の造りだったのですが、熊野市が購入して改装(改悪)して内部は昔の面影はありません。
 まあ、よその人がみれが「旧家風」には見えるでしょう。

 この大黒屋産はどうして解体したのか、はたまたどなたが買われたのかは詮索していません。
 手前は「木本本町郵便局」・・・特定郵便局で、岡室さんの持ち物だったはずです。
 熊野の本局が駅裏に行ってからは、木本の人には大切な郵便局ですね。
 私も近いのでここはよく使います。

 本町通りは商店街でしたが、今では店はパラパラ・・・
 建物も随分取り壊されて空き地が増えています。
 新しく建てる人は皆無ですからね。
 間口が狭く、平均で3間ほどですから今式の家は建たないし、商売やる場所では無くなって居るし・・・
 私は本町筋で40年以上駐車場をやって居ますが、昔は、空き地もなく、運転する人も多かったので月極駐車場なのに「順番待ち」だったのです。
 今では、空き地だらけになった上に高齢化と過疎で鞍馬の台数も減り、駐車場が空きだらけです。
 宅地なのに家が建っていないので固定資産税は「6倍」なんですね。
 そろそろ見切りを付けないといけませんが、「売り地」と看板出しても売れないでしょう。
 熊野市なら坪20万ほどで買ってくれるかな???
 なんて、ブラックユーモアにもならない事言ってます。

 次も、違う「家ごぶち」を取り上げます。
 それも、「熊野の中心部」です。



by je2luz | 2017-07-22 04:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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