この連休くらいから、全国的に「花火大会」が始まっています。
今夜は三重テレビですか・・・
伊勢の「奉納花火」の中継をやって居ます。
全国から花火師が来て、奉納花火を上げていますが、打ち上げ花火も5寸玉と尺玉の組み合わせが決められているらしく、一組一組は地味になります。
花火の質は若干??のもありますが、締めに打ち上げられる尺玉は上質です。
仕掛け花火の「裏打ち」とは別物ですからね。
「熊野大花火大会」はよその花火大会には決して負けないのですが。立地条件からハンディを背負います。
それに、昔は花火大会のある町はそんなに多くなかったのですが、今はやたらとあります。
温泉もそうなのですが、やたらと増えると中々遠くまでは足を伸ばしてくれません。
熊野市が勝てるのは「音」と「地響き」です。
去年、呼び物のはずの「鬼ヶ城大仕掛け」が腑抜けにされてしまい、他所から来たフアンも・・・
「熊野の花火が死んだ!」と嘆き、見切りを付けかけたのです。
花火の実行委員の人や観光協会の人など、関係者の尽力で、県の方を説得出来、今年は元に戻せたと言うことです。
「三尺玉海上自爆」「鬼ヶ城大仕掛け」という大きな目玉があっても、少しずつ観衆の減少が続いています。
熊野市にとってまだまだ「熊野大花火大会」は観光の目玉です。
「採算」があうイベントでは無いですけどね。
各地の「伝統行事」など、ほとんどのものは採算など合っていないはずです。
「看板」としての価値の他に、「郷土の誇り」も罹っている場合が多いです。
「花火があるからお盆に帰る」・・・
大事な事だと思いますよ。
この、「郷土の誇り」という部分が薄れてきているようにも思えます。
近在の人が来ないようでは駄目なはずなんですけどね。
熊野市民の半分が集まっても、「8000人」ですから、公称の来場者の邪魔にはならないはずです。
よそへの宣伝も、今の時代は、「口コミ」を大事にしないといけませんし。その宣伝部隊に、関係者以外の爺ちゃん婆ちゃんまで巻き込まないといけませんね。
と言うことで、私も時々花火の写真など載せてブログ書いています。
花火まで一ヶ月です。
お子さん達にも帰ってきて貰って下さい。