LUZの熊野古道案内

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2017年 06月 28日

誰もいらない土地

「所有者不明の土地が九州より広い」という記事が朝日新聞に出ていました。

 私も「相続放棄」「不在地主」の増加をずっと危惧してきましたが、事態は全国で見てもかなり深刻なようですね。
 土地・農地の私有化を認めることにより国力が増していったのは律令時代からででょう。
 社会主義の国でも「土地国有」はうまくゆかず、私有を少しずつ認めたり・・・
 それほど人間の「土地・財産所有欲」は強いのでしょうね。
 動物だって生きるための縄張りは主張しますけど・・・
 人間の所有欲はけた違いなところがあります。
 「領土」なんて呼び方するときは特にそうなるようです。
 「竹島」「尖閣」「北方四島」など国を挙げての問題です。
 「沖ノ鳥島」などは人もまともに上陸できなくても・・・
 国境の内側にあると安心しちゃうんでしょうか?

 色んなものが混じっているにしても「九州の広さ」は尋常な広さではないでしょう。
 今、この広さだけど、私でも心配するくらいの勢いで「相続放棄」などが広がると、この先数十年で、田舎を中心に「所有者不明の土地」は膨れ上がるでしょう。

 それでも、「土地神話」を信じる人やあおる人までいます。
 そうでなくては困る勢力に、「地方自治体」も入るのでしょう。
 貴重な自主財源に「固定資産税」がありますからね。
 「大切な財源を話してなるものか!」 

 でも、このままで行くと、昔の「年貢」のように、民百姓を苦しめることになります。
 「一升穫れた米の九合五勺まで吸い上げる・・・」過酷な年貢・・・
 飢え死にしたり、離村したり・・・ 今の田舎では段々それに近づいているようです。
 「売れもしない土地」「耕作できない土地」それでも、税金はかかり続けます。
 自分の代では逃げられないけど、子供や孫は、「そんなもの要らん!」と面倒な相続手続きなどしなくなってきたのです。
 目に見えてはいませんが、恐ろしい話です。
 国が亡びるといってもよいくらいの問題です。

 「土地所有」の抜本的な見直し・・・
 それに伴う、「地方財政」の見直し・・・
 えらいことなんですが、都会住まいの国会議員とか高級官僚にはわからない・・・
 わかっていても、問題が大きすぎるし怖すぎるのでしょう。
 資本主義の根幹にかかわることですしね。
 などと書くので、「赤い」などと言われますが、「赤」とか「白」の問題ではないところに差し掛かっているようです。
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 人口も8000万人に減るし、東京以外は全部がその対象だそうです。
 どうにもならなくなったら、法律の大改正もあるでしょう。
 でも、ど田舎はそれまでもたないし、法の網からはこぼれるかもしれません。
 せめて、「農地の集約」「相続放棄による土地の収用」くらいは始めないといけないと思うのですが・・・
 「10年早い!」・・・と言われるかな?
 このままでは10年では国は動かないでしょう。
 憲法いじりには興味はあっても国の行く末は・・・

 「不満分子」かな?




by je2luz | 2017-06-28 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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