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LUZの熊野古道案内

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2005年 12月 30日

熊野の旅 ミニ鬼ヶ城

 熊野の古くからの名所は『鬼ヶ城』『獅子岩』ですが、これは形は違えど同じ砂岩が侵食されて出来たものです、
 熊野市駅を降りて目の前に聳える雑木の生えた岩山も同じものです。高さは鬼ヶ城・獅子岩よりかなり高く隆起の時期が違うのかもしれません。
 この岩山『要害山』はまさに岩の塊です。前後二つの大岩から出来ています。後ろの方は鉄道と道路を通すために削られ、戦後には町を造成するために削られました。普通の小山を撤去する二と違い全部発破作業になる難工事です。広げた部分の町はほんの少しだけですが、ぎりぎり切り取った岩の上に建物が建っているのでマンハッタン同様最高の地盤ですね。私の家はこの岩山から60mほどですが七里御浜の砂利の上です。砂に比べると液状化現象も起きないので少しはましですが・・・
 この岩山は獅子岩などと同じように海に向かって侵食による洞があります。見上げるような大きなものから小さなものまで無数に開いています。
 この洞は今でも風化を続けておりどんどん大きくなっているのです。波に比べ力が弱いと言え少しずつ確実に削ってゆきます。獅子岩のあごが近年落ちました。鬼ヶ城の屋根の部分が落ちたのもつい先ごろです。私の家の駐車場の裏側の要害山の洞の下にあった小さな家は私が中学の頃につぶされました、それ以来そこには家はありません。落ちるときは本当に突然音も無く落下してくるようです。家をつぶしたものは数トンもある巨大な破片でした。
 獅子岩と鬼ヶ城が特別天然記念物に指定されていますが、普通の崖の崩壊と違い人力で支えられるような生易しいものではないですな。
 木本町周辺にはミニ鬼ヶ城のような洞のある岩は一杯あります。
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by je2luz | 2005-12-30 11:23 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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