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2017年 05月 20日

熊野の旅 熊野市議会基本条例 

 今。熊野市議会では「議会基本条例」なるものの制定に向けて準備中です。
 完成の一歩手前です。

 そもそも、「議会基本条例」とはなんぞや?
 必要なものなのか?
 うーーーん
 地方議会制度が出来て以来、無くても済んでいます。
 議会の議事の上げ下げとか議決とかに関しては地方自治法とかできちんと定められていて問題はありません。
 そして、熊野市議会を含めどこの議会でも自治法を元にした「会議規則」などがあって、不都合は無かったのです。
 しかし、2006年5月に北海道夕張郡栗山町が、隣町の夕張市の破綻を機に、夕張市の議会が監視機能を発揮していなかったのでは無いかという事から、議会と議員の役割、心得を条例に定めて以来、全国に広がっていったものです。
 ある種の流行?のようは所もあるように私は思います。
 一部では、無いと格好悪いとか遅れていると言う考えもあるようです。

 「基本条例」がなければ出来ないことってあるのかな?
 まあ戦後だけでも70年間地方議会があってその間に改善されたりしては来ましたが、独自の条例で地方自治を法などを越えて何かをするってまずあり得ないですね。
 本法を超える条例は無効の場合もありますしね。

 つまり・・・
 「議会基本条例」って、あっても無くっても議員次第、議会次第なんです。
 法律や条令って、作りようと運用次第では善にも悪にもなり得ます。
 細かく定めれば定めるだけ対象者の手足を縛ったり・・・
 「議会基本条例」の主たる対象者は当の自治体の議員です。

 この条令の中身は・・・
 「議員は賢くしましょう」
 「議会を開かれたものに」
 「執行部とは適度に緊張感を持って」
 「市民の声は聞きましょう」
 そんなことですね。
 これは、ネットで検索すれば施行されている色んな所の実例が見られます。
 やたらと細かいのもありますが、目的は「基本条例」ですからね。
 条例を既に作ってある町でも、政務活動費を不正使用してたり、色んな不祥事を起こしたりしている町もあります。
 基本条例以前に自治法や刑法や公職選挙法に抵触しますね。
 そもそも、こうした地方条例では「罰則」が無いのが通例です。
 
 私は積極的な制定派ではありません。
 そして・・・
 「制定するなら基本条例らしくざっくりとした憲法的なもの」という主張です。
 私自身、模範的な議員では無いですが、議案質疑、議案審議、一般質問、広報活動、市民の方との対話など、条例がなくてもそこそこやって来たと思っています。
 そして、議員というものは、これが仕事だと思っています。
 議員を続けるって、そう言うものだと思っています。
 議員活動の仕方はそれぞれのポリシーだし、その活動をきちんと評価する社会になることが、民主主義がきちんと働く基本ですしょう。

 こうした主義ですから。少しばかり作成する条例の簡略化を主張して認めて貰えたところもあります。
 9月議会くらいで可決するのかと思います。
 必要な規則の制定も必要ですし、周知期間もあるのですぐに施行とは行かないでしょう。
 議員・議会を律する条例ですから議会が発議しますし、全会一致が目標だそうです。
 「全会一致」の意味がよく分からん所もあります。
 「和をもって 尊しとなす」ってこと?
 まあ・・・
 「広く会議をおこし 万機公論に決すべし」 から、日本の議会が始まったのですよね。
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 明日は「丸山千枚田の田植え」ですよ。
 天気は大丈夫そうです。
 板屋からシャトルバスがでます。
 神奈川から相模女子大の生徒さんも来ます。
 千枚田の維持には想像を超える経費も入っています。
 市民の皆さんも少し楽しまなくっちゃあ・・・



by je2luz | 2017-05-20 04:10 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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