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LUZの熊野古道案内

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2017年 05月 13日

熊野の旅 呼び方 呼ばれ方

 この辺りでは人の呼び方がかなりバラバラみたいに思えます。
 昔と今では変わってきては居ますけどね。

 古い呼び方は「屋号」でしょうね。
 油屋・笹九・角屋・笹広・角中・・・
 店の名前でも呼ばれますね。
 丸田・朝日屋・えびす屋・大黒屋・小松屋・和田松・てんぐ屋・布袋屋・酒甚・畑辰・畑駒・川重・・・
 こうしたものは店が無くなったりして使われなくなってきています。
 名字が店名になって居たのはそのままでしょう。
 天野屋・長嶋屋・前田屋・・・

 そして、個人の方では「ちゃん」がよく使われてきました。
 大人になっても「ちゃん」のままの人も多かったです。
 「かだすてのしょうちゃん」なんて大物は一代そう呼ばれていました。
 こうした呼び方は下の名前の一部を使う事が多いし、何人も同じになるので頭に名字や屋号が付くのです。
 「鈴木の・・・」「斉藤の・・・」「嶋の・・・」これを略すと通じなくなります。
 そしてうんと名前をはしょって・・・
 「とっちゃん」「やっちゃん」なんてもの使いました。
 「やん」が付くこともあります。
 「みのやん」「せいやん」・・・
 漁師町だけではなく以前は広く使って居たように思います。
 これが、子どもの時に始まるとずっと引っ張っちゃいます。
 「かだすてのしょうちゃん」同様一代続くことが多いですね。
 「しゃん」は漁場の訛りですね。
 「せいじしゃん」「まえがわしゃん」・・・

 私の場合、子どもの時には、「せー坊」が多かったのですが、その他大人に掛けては「せーちゃん」「せいじちゃん」「せーやん」と呼ばれました。
 最近は「せいじさん」が増えました。
 「ちゃん」を付けるほどかわいくなくなったのでしょうね。

 ほかには・・・
 「おじ」なんて付くのもありました。
 「こーきおじ」「はるきちおじ」なんて・・・
 「あに」が付くのもあり、「小西の兄」「かんじのあに」「節夫のあに」・・・
 次男坊には、「じー」なんてもの付けられたようです。

 女の人は「あね」「よめ」からはじまって「かかあ」になり「ばば」まで出世していたようです。

 呼び捨ても多かったです。
 同級生は勿論、下級生など片っ端から呼び捨てして居ましたね。
 先生は当然のように生徒を呼び捨てして居ました。
 時代が下って、学校で「君・さんを付けましょう」なんて指導し始めたころすごく違和感を感じたのを覚えています。
 語尾に「ね」を付けた「えせ標準語」が入って来た頃だったのでしょうね。
 定着するのに随分掛かったようです。
 でも、「にゃあ」「ぎゃあ」でも良いと思うのですけどね。

 ふるさとの なまりなつかし ていしゃばの ・・・
 そんなのも良いではありませんか。
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by je2luz | 2017-05-13 04:17 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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