紀和町赤木の「赤木城趾」が続日本100名城に選ばれたのだとか・・・
藤堂高虎が築いた城としても少し名前の通った城跡です。
そして、「観光の目玉に機体膨らむ」という見出しが新聞に躍っています。
確かに良い城跡です。
私も好きな場所です。
でも、素敵な場所と言うのと観光は必ずしも結びつきません。
マニアが来られても「観光」まで持ち上げるには・・・
トイレと自販機はあったように思いますが、他に何も無いし、作っても維持出来そうに無いですね。
この辺には観光資源らしきものは沢山転がっています。
昨日の「秦の徐福」もそうですね。
波田須「徐福の宮」の上にある売店も、以前に整備はしたのですが、現実には維持出来ず・・・
作る時の地元の意気込みはすごかったのですけどね。
「赤木城趾」でも、来れば素敵ですが、受け入れ施設の維持は無理でしょう。
町中なら「片手間に案内所を・・・」なんてあるのですが、ここの波田須同様なんですね。
道でも、どう誘導するかも大変ですよ。
「入鹿鉱山跡」「選鉱所跡」なんてのも同様でしょう。
九州中津江村の「鯛生金山」、新潟の「佐渡金山」には行きましたが、ネームバリューと規模が・・・
まずは地元の子どもの社会科学習で郷土を知ること辺りをうん土地から入れるところから始まるのでは無いでしょうか?
波田須の茶屋です。
地元のおばさん達では維持出来ないんですよね。
「観光産業」って難しいです。
私たちは交通機関では無いので「来てくれる」だけでは駄目なんですよね。
『飯を食う』『泊まる』『土産買う』・・・
揃っていませんね。
鬼ヶ城、花の窟神社以外の観光スポットにはそうした施設はありません。
昔よくあった、駅弁売りスタイルの土産物売りも今は流行らないし・・・
絵はがきとか売れた時代には何だかんだと売るものは作り出せたのでしょうね。
「記念写真屋さん」も生きて行けないらしいし・・・
「宿泊」に掛けるしか当面は無さそうです。