LUZの熊野古道案内

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2017年 04月 01日

熊野の旅 紀南病院2

 紀南病院は戦後すぐからの長い歴史もあり、建て替え、建て増しを繰り返し複雑な構造です。
 陸の上でもそんなに段差は無いのですが、こんな病院って結構多いですね。
 そんな紀南病院で一番新しい建物は「新本館」ですね。
 この建物・・・基礎工事が終わりかけたとき、全国放送でも取り上げられました。
 なにしろ、東洋ゴムの免震装置を採用していましたからね。
 当時も病院議会の議員で居て議長もしていましたから、発覚した朝に事務局から電話が有り・・・
 「えらいことが起きたで・・・」と言う声で、事態がわかりました。
 工事は下の写真のように基礎コンクリートを打ったばかりで、免震ゴムを載せる土台がポコポコ並んだ状態でしか。
 まあ、運が良かったとも言えます。
 すぐに対応して「BS」のボムに変えることになったのですが、車のタイヤじゃ無いので基礎もいじらないと載せられないし、既製品なんて無いし・・・
 建物が乗っていなかったので、軽微な変更で済んだとは言え、完成が半年遅れました。
d0045383_21125735.jpg
 出来た本館では、屋上にドクターヘリのヘリポートを載せたのですが・・・
 元からある高圧線の方が少し高くて離着陸に少し制限があります。
 送電線の変更には応じて貰えなかったとか・・・
 金が無いのか政治力が無いのか・・・
 今は救急ヘリ隊がちゃんと離着陸してくれているようです。
 様態によっては三重大付属病院とかに送らなくてはならないのでドクターヘリは欠かせません。
d0045383_21191240.jpg
 この紀南病院が抱える問題には「断層」もあります。
 三重県の調査では、有馬から紀和町・熊野川まで山沿いにずっと断層が走っています。
 高速道路(自動車専用道路)もこれの沿って走りますから、最初の説明会の時に出掛けて、「命の道路というのですから、断層のまあ上に乗らないように作って欲しい」と要望した位です。
 この断層は、阿田和の所で3本に別れ、病院のすぐ裏にあるようです。
 この断層は数年前に発表されたもので、「民生病院」を作るころには考えもしなかったのだと思います。
 原発でも断層の上に作る国ですしね。
 この断層に関しては、紀南病院前理事長(前御浜町長)に、「地震の際に建物が破壊されたときにはどう対処するかシュミレーションと訓練をしておいて欲しい」と要望を出したのですが、その後の答えが無いです。
 ここの議会には「一般質問」なんてのは無いし、「その他の事項」という議事も無いので、こうした要望も形としては「特異なもの」なのです。
 いかにも、役所の外郭、共同運営的ですね。
 この辺りも少し改革の必要がありますが、理事にでもならないと・・・
 熊野で理事になれるのは「市長」だけです。

 4月1日ですが、これらは事実に基づいて書いています。
 写真も私が撮ったものです。



by je2luz | 2017-04-01 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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