LUZの熊野古道案内

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2017年 02月 26日

熊野の旅 金山 明源山普門寺

 熊野市金山町に「明源山・普門寺」と言うお寺があります。
 曹洞宗のお寺で「熊野観音霊場」「三重梅花百観音霊場」「熊野西国三十三箇所二十七番札所」とか色々な肩書きのあるお寺です。
 この辺は圧倒的に曹洞宗のお寺が多い地方です。
 昨日、3月25日に、この普門寺さんで「観音様」の行事があるというのでちょっとお邪魔してみました。

 金山というところは古くからの行事を結構残している所なんです。
 今の金山は新興住宅地みたいになって居て熊野市で新築される家の多くがここに建ちます。
 高い山の中腹にあり、「絶対に津波が来ない場所」なんです。
 海も眼下に見えるし・・・
 今は水道の心配もないし・・・
 だから、南海トラフ地震が取りざたされるようになると皆さんここに駆け上がってきました。
 ミカン畑、山林、雑種地などで津波の来る木本・井戸・有馬より地価も安いですからね。
 このおかげで人口の減少は一時的に止まる地域なのですが・・・
 昔の名張市などと同じで、新・旧住民の交流はまだ上手く行っていません。
 新住民と言っても金山の場合、元々が熊野市民と言うことが多いのですが・・・
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 昨日は大勢の人がお参りしていました。
 そして、お坊さんが十一人かな?
 盛大な法要でしたね。
 これだけのお坊さんが力を込めて唱える「般若心経」は中々迫力がありました。
 そして、見せ場は写真のような教典をパラパラと手品のように繰る所作です。
 経巻を取り替えることで、全部のお経を唱えたことになるありがたいことです。
 チベット仏教の「マニ車」も、同じ発想なのでしょうね。
 「三重梅花百観音霊場」とあるように、法要の入り口では「梅花講」?の御詠歌が入っていました。
 この「梅花講」などは、女人を差別しがちな仏教界では「女性参画」のはしりでしょうね。
 でも、それも高齢化が進んで居る感じです。
 参拝者の2/3は女性ですが、ほとんどが高齢者・・・
 この伝統の行事も維持するのが大変になりそうです。
 
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 焼香の後で教典で肩を叩いていただいて御利益を得るようです。
 こうしたところでの撮影は目立たないようにやるし、カット数も少ないので良い写真は少ないです。
 デジタルになったからフラッシュ無しでやれるので迷惑をほとんど掛けないで撮れるのは有り難いです。

 この様な行事に若い人を参加させるのは難しいでしょうね。
 お坊さんの方は若手の後継者も居る感じですけど・・・
 無住のお寺は増えているそうですけどね。
 こうした部分は行政は直接手を入れられません。 

 この後で、余興などがあり、餅まきもあるようですが、途中で帰ってきました。



by je2luz | 2017-02-26 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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