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LUZの熊野古道案内

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2005年 12月 18日

熊野の旅 ご詠歌と熊野

 西国33箇所のご詠歌は『紀伊の国那智山』から始まります。
 『ふだらくや きしうつなみは みくまのの なちのおやまに ひびくたきつせ』
 この歌から始まるもので美濃の谷汲まで西国の観音様を祀る名刹を観光ガイドよろしく回るものです。
 ここ熊野市周辺では非常にポピュラーでなんと巻くついて謡える人が多いのです。これと言うのもお通夜の時にご詠歌を謡う?唱える?からです。
 四国の霊場巡りと違いあまりポピュラーなものではありませんが、かつては進行と観光をかねて回る人も結構いたようです。それにしても紀伊南東の南端から北は丹後の天橋立まで北上し最後は美濃の国谷汲で終わりですが、番外と称して『高野山』が入り、最後は信濃の国『善光寺』と言う広大なのもです。
 熊野市周辺は『曹洞宗』が圧倒的に多くこの『曹洞宗』のお寺のお通夜でやるので、大人になって世間づきあいをするようになると必然的にのべつ『ご詠歌』を聞くようになります。そして、『ふだらくや・・・』から始まったご詠歌が進行し『中入り』があってお茶が配られ後半になると、早く33番の『美濃の谷汲』になり番外の『みはここに こころはしなのの ぜんこうじ みちびきたまへ みだのじょうどへ 』という善光寺さんへ着かないかと待ちわびるものです。その間40分から一時間です。何もなく手持ち無沙汰なお通夜より始まりと終わりがはっきりしているので参りよいともいえます。
 ところでこの『ご詠歌』のお寺は観音様を祀ったお寺で宗派もばらばら・・・『弘法大師』も関係するし・・・浄土信仰の色合いも強いし・・・曹洞宗は禅宗系列では?
 固化の地域でも曹洞宗はこのご詠歌をやっているのでしょうかね。

この海のかなたに『ふだらく浄土』があるそうです。熊野は『神の国』であり、又、『極楽への入り口』だそうです。

by je2luz | 2005-12-18 12:17 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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