昔、1994年、「まつり博」というのが伊勢でありました。
県の予算はそちらに取られるし、前売り券は色んな手法で県民に買わせるし・・・
その当時は前回の議員の時でしたが、「見に行く当ても無い前売り券を義理で買わせるな!」と市に要望し、かなり販売を押さえたのですが、「任意」と言う前提で、老人会や町内会などで随分売ったようです。
これは「奈良のシルクロード博」「北海道食の博覧会」などでもやられたことで、前売り券を義理や役職で買わされたのに行かなかった人が山ほど居たのです。
三重県のまつり博の前売り券に関し少なくとも熊野市では行かなかった人が一杯でした。
そして、三重県発表では「大成功」だったのです。
次は昨年の「伊勢志摩サミット」ですね。
会場とはかけ離れた熊野の端っこまでプランターの花を置き、幟も一杯立てました。
県条例では道路のガードレールや橋の欄干などに幟を立ててはいけないのですから、まさか、県当局は一本たりともしなかったでしょうけどね。
余分な予算は食われる、「治安」を口実にこんな県の外れでも土木をやめさせたり・・・
これ、本当は財政逼迫でなし崩しにやめた工事もあるのでは無いかとも言われています。
今年は「伊勢・お菓子博」だそうです。
宣伝したりしているのでやって居るのかと思ったら、4月21日から5月14日までなんだそうです。
伊勢は少し潤うのかな?
でも、これもはた迷惑なイベントなんですよね。
次は平成33年(多分この年は来ない)2021年に国民体育大会・三重とこわか国体だそうです。
又箱物作るんでしょう。
「とこわか」とは「常若」で何時までも若々しい・・・とか言うことだそうです。
で・・・
今日のニュースでは「三重県は財政悪化で職員の給料などを三年間カット」と大きく扱われていました。
一昨年辺りからささやかれていたのですが、表と裏は随分違うんですね。
職員の給料カットと言うことは市町村への補助とかもカットでしょうね。
ほとんどの事業は国の補助に県の補助を上乗せして居ますから・・・
国も去年まではバラマキ補正予算を組んでいましたが、今度は赤字国債の追加発行予算だとか・・・
今の所、平成29年度予算は出て来ていませんが、去年までのバラマキ予算に関連する事業をやると他のが出来なくなるようなことが起きていそうな気もしますね。
県条例では議員定数が減ることに決まっているのですが、なんだか、次も減らさないでやろうという話が出ているのだとか・・
定数が減っているのに選挙は減らさないでやるなんて、全国でも例を見ないようなことをやったのですが、このままだと、「減らす条例を作りました」というパフォーマンスに終わるかも知れません。
減らせば良いという物では無いのですが、「条例」ってそんなに軽いものなのかと思います。
まあ、憲法でも軽んじる時代ですから・・・
「悪法も法なり」 と、かのソクラテスは言いました。