LUZの熊野古道案内

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2017年 02月 03日

熊野の旅 天然記念物・鬼ヶ城

 一年半ほど通行禁止になって居た「鬼ヶ城周遊道」が昨日の2月2日に全面通行可能になったので、早速覗いてきました。
 上天気・風無し・波無し・・・
 丁度お昼だったのですが、東口の漁協の売店では2人ほど「マグロ丼」を食べていました。
 千畳敷には家族連れが居たので、「今日からこの先にも行けるようになったんですよ。」と、声を掛けると・・・
 『私、日本語が余り話せません。』と、結構流暢な日本語が帰ってきました。
 「どちらから?」
 『台湾です』と言うことで・・・
 「わざわざ、熊野までありがとうございます。」とお礼を言っておきました。
 ぜんぶ、日本語で済んじゃいました。
 団体では無く個人旅行でしたね。
 少し前に行った時にも台湾と中国本土の団体バスが入ってましたし、この辺にも中国の人が来始めているようです。
 爆買いでは無く「観光」みたいです。
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 鬼ヶ城の本当の良さはこの遊歩道を通って一周すると判るのですが、中々、回ってくれる人は居ませんね。
 東から西、西から東へ抜けちゃうと、帰りをどうする???
 国道の「鬼ヶ城トンネル」は人間通行禁止ですから、旧道の「木本隧道」へ回るか、そっくり引き返すか・・・
 かつて、「歩行者用トンネルをもう一本抜いて・・・」なんて構想も出ましたが、現実的では無かったです。
 残念なのは、国道改修で「鬼ヶ城トンネル」を掘る時、最初に提示された絵図面では「二車線+歩道」だったのに、着工図面から「歩道」が消えて居たと言うことです。
 先輩の市議から聞いた話ですが、私が熊野に帰ってくる時期の話のようです。
 まあ、こうしたことはよくある話なんですが、国道トンネルに歩道があればよかったでしょうね。
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 この写真、東口の千畳敷に入るトンネルです。
 これは自然のものでは無く、観光用にくりぬいたものです。
 昔はこの写真の左の方の岩に三つ見えて居る足場に柱を立てて桟道を作って岩をぐるりと巻いて入っていました。
 鬼ヶ城は「天然記念物」として売り出したもので、手を加えるにも厳しい監視がありますからね。

 獅子岩は「鬼ヶ城の付属品」として天然記念物扱いなのですが、その風化による変形を防ごうと画策した時・・・
 「天然記念物としてあなた方の先輩方が申請されたのです。天然記念物だから風化して行くのも天然物の宿命ですから手を加えてはいけません」と言われて、一件落着???でした。
 鬼ヶ城の遊歩道も「景観を壊さない程度に・・・」という条件はついているのかと思います。
 今は「世界文化遺産」なんて冠もかぶっていますが、これも、現状変更は好ましくないのでしょう。
 ドイツでは町の発展のために「世界遺産」を外した例もあるそうですからね。

 「天然記念物」は判るのですが、「世界文化遺産」に鬼ヶ城が入るのがちょっと不思議ですね。
 くくりは「紀伊山地の霊場とその参詣道」だったように思いますからね。
 鬼ヶ城センターなどの幟も「世界遺産・鬼ヶ城」ですけどね。



by je2luz | 2017-02-03 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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