昨日の朝日新聞ローカル版にちょっと面白い記事がありました。
熊野市は紀伊山地の南東斜面にあり8割以上が山なのですが、大層な山はありません。
一番高いのが「保色山」で標高1030mです。
大きな山塊がありながらこの程度なのです。
「熊野古道」はこの家の前の「浜街道」以外は山道ばかりなんですけどね。
これは山歩き記事の一つで取り上げてくれたようですが、標高687mの「大蛇峰」を登るものです。
この山は海岸線の国道311号線、山間部を抜ける国道42号線、その間を結ぶ県道新鹿佐渡線の作る三角形の真ん中に位置するものです。
新聞の写真になる様に新鹿が見えていたり、比較的やさしい山です。
この辺では「山登り」という遊びが普及していませんから、道しるべもいい加減?なのかも知れません。
この山のような条件だと、どの沢を降りてもそんなに時間が掛からずに道路に出られます。
里から近い山でも、奈良県境の方向の山だと狭い日本とは言えそう簡単には道路に巡り会えませんね。
人工林ばかりに見えてもそちら方面では崖も多いです。
下手すると本当に遭難しちゃいます。
稜線にでても緑の山ですから見晴らしが悪いです。
地形だけで地図を読むのも難しくなるでしょう。
私はしんどいのが嫌いで山登りはやりませんでした。
まともに歩いたのは「利尻富士・1721m」「戸隠山1904m」くらいです。
利尻は海抜2m程の港から正味登りましたけどね。
最高標高地点はモンブラン近くのエギーユ・デュ・ミディの3842mですが、ケーブルですからね。
そんな私ですからこの辺の山も歩いていません。
今はカーナビと同じGPSがあるので正確に位置は把握出来るのでしょうね。
私のD800Eの付属品でGPSアダプターがあるのですが、あれでもきちんとした緯度経度は表示されるのでしょうね。
持って歩いていませんが、場合によってはある方が良いかも知れませんね。
地図が無ければ意味ないですけど・・・
一万歩歩くのがしんどいようでは道に迷うことも無さそうですね。