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LUZの熊野古道案内

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2005年 12月 15日

熊野の旅 熊野古道と地元の関係 続々

 熊野古道が引き起こしている地元との軋轢に触れましたが、この問題は一時的なものではなく場外年月にわたり影響のあることです。今、気にもしていない林業経営者もいざ伐採しようとすれば自由にならない、若しくはものすごい経費が掛かる可能性があり、旗と困るか強引にやってのけるかしかないでしょうね。
 法律とか条令とかは一度出来ると中々廃止も改定もなされません。税法のように毎年いじられているものは別として日常生活に縁の無いものは実体に合わなくても放置されます。そして、条項が生きている限り我々を拘束します。
 今から10年も経てばほんの一部の古道を除いてハイカーも来なくなるでしょう。山林伐採が歩行者の危険になることもほとんどなくなるでしょうが、そうも行かなくなるのが指定区域と言うものです。禿山になったりうっそうとした杉林になったり・・・それが当たり前の姿のはずなのですがね。街道・古道のそばは大木があるなんて後世が作った固定概念ですよね。
 こうした軋轢は里道にも出てきます。生活道路の手直しもままならなくなります。
 『感じの良い石段ですね』と言う道も老人たちにとっては電動車椅子も通れない難行苦行の生活道路だったりします。しかし、残さなくてはならない・・・結構大きな問題でもあるのです。
 熊野古道は非常に広範囲にわたるものですからそれだけたくさんの地元民に関わりがあり、全面的歓迎ですまない部分も多くあるのも当然です。ただ、ど田舎ばかりですから住民運動なども起きにくいから平和に見えているところもあります。
 観光客の方も一歩離れれば個人の土地であり、田舎家もまだそこには普通の生活が営まれていることを忘れないで欲しいと思います。田舎のおばあさんたちは肖像権だ何だと言い立てませんが、それなりの配慮はしてあげてください。『住まいの参観日』では無いのですから・・・


by je2luz | 2005-12-15 12:04 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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